難易度:★★★★☆☆☆☆☆☆
満足度:★★★☆☆
内容
3~7手詰め、全216問
構成
1ページ2題。ヒント有。めくって次のページに解答解説。
書評
私が将棋倶楽部24で最高2級だった頃に、タイトルが「ラクラク~」なので、次から次に解けるだろうと思って購入したのですが、問題が難しくてクラクラと目まいがしそうでした。
当時の私が読んだ詰将棋本は、飯野先生の「3・5・7手実戦詰将棋」と、浦野先生の「3手詰ハンドブック(旧版)」など5冊程度でした。
最近、再びこの本を読み、私が1題に要した平均時間と正解率をまとめてみました。
棋力 →将棋倶楽部24の二段、将棋クエスト10分の四段
項目 | 問題数 | 平均時間 | 正解率 |
---|---|---|---|
第1章3手 | 54問 | 16秒 | 98.1% |
第1章5手 | 54問 | 54秒 | 98.1% |
第2章5手 | 54問 | 2分09秒 | 100.0% |
第2章7手 | 54問 | 2分37秒 | 100.0% |
TOTAL | 216問 | 1分29秒 | 99.1% |
※2019年12月12日に測定しました
第1章はやや難しい3手詰めと、やや簡単な5手詰め。
第2章はやや難しい5手詰めと、普通の7手詰め。
簡単なものから、やや難しいものまでがごちゃ混ぜに入っていて、全体的には上のような感じです。
詰将棋特有のトリッキーな手順が多いので、詰将棋を解き慣れていない人だと、どうしても解けない問題がときどき出現し、上述の以前の私と同じような心境になるかもしれません。
変化同手数のある問題や、初手が多い問題、盤面も18マス~25マスくらい使ったものが多く、手数の割には、少なくとも「やさしい」という印象ではなかったです。
これまで詰将棋を何千問も解いてきた人で、詰将棋の基本手筋がしっかりと身に付いている人ならば、「ラクラク詰将棋」でピッタリのタイトルです。
※この書評は2019年12月12日に大幅に加筆・修正しました。
目次
第一章 やさしい詰将棋
(3手詰50問 5手詰50問)
(中間試験問題 8問)
第二章 ちょっとやさしい詰将棋
(5手詰50問 7手詰50問)
(卒業試験問題 8問)
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