5手詰将棋(書評)

詰将棋の本

難易度:★★★☆☆☆☆☆☆☆
満足度:★★★★☆

内容


「実戦の終盤戦を指しているような気分で詰将棋を楽しもう」が本書のテーマ。オール5手詰め、全202題。


構成


1ページ2題。ヒント無し。めくって次のページに解答解説。


書評


矢倉、美濃、舟囲い、中住まいといった有名な囲いを意識した問題がたくさん出題されていて、かなりおもしろかったです。

私が1題に要した平均時間と正解率は次の通り。

棋力 →将棋倶楽部24の初段
項目問題数平均時間正解率
5手詰202題47秒98.0%


同じ5手詰め集の「5手詰ハンドブック」よりも随分とやさしかったです。

本当に実戦的な詰め手筋を問う問題ばかりで、ひねくれた問題というのがほとんどありませんでした。

5手詰集でこれほど実戦形にこだわった作品は、他に有りません。5手詰めに苦戦している実戦派の人におすすめです。

また、「3手詰ハンドブック」は卒業したけど「5手詰ハンドブック」は難しいという方も、この本で5手詰めに慣れることをおすすめします。

いずれにしても、5手詰めの入門書としては最適な一冊です。


目次


はじめに
詰め将棋のルール
5手詰(202題)
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