9手詰将棋(書評)

詰将棋の本

難易度:★★★★★★☆☆☆☆
満足度:★★★★☆

内容


実戦形の9手詰め全202問。


構成


1ページ2問。ヒント無し。各問題に「5分で○級」といった目安有。めくって次のページに解答解説。


書評


前半はひと目で矢倉囲いや美濃囲いを意識したとわかる問題図が並び、後半は囲い形ではないのですが実戦の終盤のような問題図が並びます。

簡単な問題が多いのですが、そこそこ難しい問題も時々出現する、そんな感じです。

難しいといっても、入玉形と合い駒問題は本当にレアで、ほとんどの問題の玉の初期配置は1段目か2段目。

各問題に「5分」で解けた場合の段級位の目安が付いており、私が実際に解いてみた結果をレベル別にまとめてみました。

棋力→将棋倶楽部24の初段
項目問題数平均時間正解率
4級2問50秒100.0%
3級17問2分05秒100.0%
2級51問2分55秒96.1%
1級85問3分20秒96.5%
初段25問5分25秒100.0%
二段21問6分07秒85.7%
三段段1問3分20秒100.0%
TOTAL202問3分38秒96.0%


実戦的な問題図なので次の問題を解く意欲が湧いてきます。

初段を目指している人や有段者は持っていて損のない問題集だと思います。
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