第十一話　凡百から一番に（akahosi53）

※フラ盤：c三間飛車のひとくちメモ

その対局に負けたYui ma-ru氏は最高R保持者として将棋倶楽部24の歴史に名を残すどころかその対局の数時間後には名簿からも抹消され黒い噂が絶えませんでした(>_<)

さて、将棋倶楽部24の歴代最高R保持者は会員登録時には既に最強クラスの棋力だった人達ばかりです。

しかし、akahosi53八段は会員登録時には四段相当の棋力だったようで、他の最高R保持者と異なり将棋倶楽部24の中で成長の過程があったようです。

数年間の時を経て2011年1月度で初めて月度R十傑1位を獲得し、その年は3月度以外全て1位という華々しい活躍でその名を全国に知らしめます。

なかでも2011年10月26日、akahosi53八段がScreen Hero八段の持つ3178点の記録を1年３ヵ月ぶりに更新した時は最も大ブレイクした瞬間でした。（上記の棋譜）

それからもakahosi53八段は、その記録更新に甘んじることなく戦い続けます。11月4日には遂に3200点の大台を突破し3206点まで上り詰めました。

こうなると将棋ソフトponanzaの持つ参考記録3211点に追い付け追い越せと盛り上がるはずだったのですが、その時期にターミネーターとでも言うべきボンクラーズが将棋倶楽部24に送り込まれ話題を独占してしまったのは周知の通りです。

それはさておき、名簿末梢を余儀なくされた者の黒い野望を打ち砕き、人類初の3200点台に突入したakahosi53八段の記録3210点は今でも将棋倶楽部24のTOPページで輝いています。

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