とっておきの詰将棋セレクション(書評) - 将棋のブログ

とっておきの詰将棋セレクション(書評)

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対象棋力:将棋倶楽部24の7級以上

阪田の満足度:80%



1987年に刊行された「とっておきの詰将棋」から著者である内藤國雄九段がこれはという自信作をセレクトした一冊。5手詰めと7手詰めを中心に3~9手詰めが全202題収録されています。

駒数少なく玉位置もほとんどが四段目以下。スッキリした取っつきやすい問題図ばかりで、アマ初段前後の方にピッタリの問題集だと思います。(1ページノーヒントで2題、その裏のページに解答解説の構成)

私が実際に解いた結果は以下の通り。

とっておきの詰将棋解答結果

3~7手詰めは並レベルの難度、または比較的やさしめの感じでした。

同時期に発売された同じ著者の「内藤のカンタン詰将棋」と比較すると、5手詰めは同レベル、7手詰めは「とっておきの詰将棋セレクション」の方が明らかに簡単でした。

3手詰め→5手詰め→7手詰めと読み進めていく際、難度の上がり方が単純に手数分上がる感じなので、スムーズに読み進めていくことができるでしょう。(「内藤のカンタン詰将棋」は5手詰めと7手詰めの間に随分難度の差があり、「とっておきの詰将棋セレクション」の方が「カンタン詰将棋」の名にふさわしい内容)

ただ、9手詰めの22題だけは並レベルの9手詰め集より難しく、アマ初段前後の方は苦戦するかもしれませんがそこはがんばって乗り越え強くなってほしいところ。

当たり前のことですが、少し難しいと思うくらいの問題に正解を見つけた時の喜びがあります。そういう意味でもアマ初段前後の方にピッタリの一冊です。随所で内藤先生の心憎い作意を楽しめる好印象の一冊でした。

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