将棋ソフトボナンザが越えられない壁

コンピュータ将棋
<渡辺明ブログ>
大和証券杯特別対局ボナンザ戦。その2(当日編)
↑渡辺明竜王がボナンザと公開対局をした後の自戦記です。
(将棋ファンにとってこの上なくおもしろい記事)

さて、あれから4年後に公開されたbonanza6.0は将棋倶楽部24のレーティング点数で表すと3300点を超えるとも言われています。(もちろんハイスペックマシンで起動させての場合)

渡辺竜王と対戦した時のボナンザが2800点クラスだったらしいのですが、その時のものとは比べ物にならない強さです。(理論上32戦対局してもbonanza6.0が全勝する差)

bonanzaが4年間でどのくらい進歩したのか「渡辺-ボナンザ」戦の敗着と言われる89手目の一手前の局面でのbonanza6.0の最善手を確認してみたところ。


<88手目の局面>
1.jpg

↓注目のbonanza6.0の次の一手は如何に!?

なんと2007年の対局と同じ▲2四歩を選んで来ました!
2.jpg

↓そして2007年当時、渡辺竜王がボナンザは△3九龍を軽視していると指摘してましたが、2011年公開のbonanza6.0もその直前の局面になっても△3九龍を軽視。

3.jpg
△3九龍を指した直後のbonanza6.0の評価値は+472。

その後、▲2二歩成△同角▲3九銀△2八金と2007年の時と同じ手順で進み、次に▲同馬と手が変わりますが以下をbonanza6.0同士に指し継がせるとそこから5手目(△4六角)には評価値が-30000台になります。

棋譜は以下の通り。

ボナンザが越えられない壁 その名は渡辺明竜王
持ち時間:各一手600秒



※使ったPCはCore2Duo メモリ2G 
※ボナンザの指し手は一手600秒に設定(1スレッド使用)

2011年5月時点のボナンザでさえ、その勝敗に気付くのに渡辺竜王と19手の差がありました。

やるとは聞いていたが、恐るべし、渡辺明竜王!


しかし終盤力に定評がある激指11は・・。

4.jpg

89手目の候補手は渡辺竜王が嫌がった▲2七香をしっかり最善手として挙げています・・。
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