Bonanza2.1vsBonanza6.0(三十二番勝負)

コンピュータ将棋
Bonanza2.1とBonanza6.0では後発のBonanza6.0の方が強いことは誰でも知っていることですが、どのくらいの棋力差があるのか32局を行ってみました。

<Bonanza2.1>
2006年の世界コンピュータ将棋選手権で市販のノートパソコンでの出場だったにもかかわらず優勝を果たし、それまでの常識を覆すプログラムでその後の将棋ソフトプログラムに大きな影響を与えました。

<Bonanza6.0>
2011年の世界コンピュータ将棋選手権で2位。1位だったボンクラーズは前のバージョンのBonanzaを改良したソフト。2011年~2012年にかけては一般人が入手できるソフトとしてはBonanza6.0を最強の将棋ソフトだと支持する声も少なくなかったです。


Bonanza2.1 VS Bonanza6.0
持ち時間:1手30秒(使用PCはメモリ2G搭載のCoreDuo)



※フラ盤左下のプルダウンメニューより棋譜を選ぶことができます。

※前半16局はBonanza2.1の先手。後半16局はBonanza6.0の先手。

※マイボナで起動。双方1スレッド使用で投了値は5000に設定

結果はBonanza6.0の29勝3敗。(Bonanza2.1の勝局は12局、13局、16局)


<阪田のコメント>
はじめBonanza6.0が圧倒的な強さで11連勝した時には全勝するのかと思ったのですが、前半戦の最後の方で負ける確率が高くなりました。(再起動させることなく16戦連続でやったことが関係あるのかどうかは不明)

Bonanza2.1は先手番で3勝、Bonanza6.0は先手番で16戦全勝。

Bonanzaは攻撃的な棋風であることからも、先に攻めやすい先手番の方が強いのかもしれません。

気付いたことは、Bonanza6.0の方が勝ちを読みきる(評価値が3万越えになる)のが2~3手速かったことと、Bonanza6.0の方が認知している定跡が随分少なくなったことです。

前者はつまり、同じ時間でもBonanza6.0の方が探索数が多いということなので、起動させるPCの性能が違えば結果も変わることが予想されます。

しかし、私のPCでの双方の棋力差は将棋倶楽部24の点数で例えると325点前後だということがわかりました。(Bonanza6.0はもっと強いはずと主張したい人もいらっしゃるかもしれませんが、8Gや16Gのメモリ搭載のPCで30秒将棋をやれば、Bonanza6.0はもっと強くなるのでご安心下さい。)

実は私が知りたいところはそこではなく、もっと別のところにあります。

さらなる実験を行いそれを確認するのですが、その結果を出すのに時間がかかるためお知らせできるのは10日後くらいになるかもしれません。
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コメント
  • No title
    2013/01/02 18:29
    いつも大変楽しく、ソフト同士の対戦結果を拝見しております。

    ところで、昨年の選手権でgpsチームがスレーヴとして用いたgpsfish_dev r24が、
    単体でも強いと評判が高いようですが、お手すきの際に、
    gpsfish_dev r24 対激指12、gpsfish_dev r24 対Bonanza6.0も試していただければと
    お願いいたします。
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