難易度:★★★★☆☆☆☆☆☆
満足度:★★★☆☆
内容
週刊将棋2004年1月14日号~2005年5月25日号に掲載された「詰将棋入門」から3手詰めと5手詰めを202問収録。
構成
1ページ2題。ヒントと三段階の難易度表示有。めくって次のページに解答解説。
書評
私が1題に要した平均時間と正解率を手数ごとにまとめてみました。
棋力 → 将棋倶楽部24の初段
項目 | 問題数 | 平均時間 | 正解率 |
---|---|---|---|
3手詰 | 134問 | 46秒 | 97.0% |
5手詰 | 68問 | 2分31秒 | 95.6% |
TOTAL | 202問 | 1分21秒 | 96.5% |
序章に「詰めのテクニック」と題して11の詰めのテクニックが例題とともに紹介されてありますが、そのテクニックを初めて知る人が読むレベルの問題集ではありません。
手数の割りに比較的難しい3手・5手詰め集だと思います。
問題図の使用駒数は10枚前後ですが、変化手順が多かったり、マス目を広く使っている問題が多かったり(25マス前後)、中段玉も結構あるためか、手数に比してやや難しく感じました。
参考までに私が10分前後考えた問題は5手詰めの第20問、第21問、第44問です。
まあ、難しいとは言っても大半は3手詰めですし、詰パラの「○手詰パラダイス」ほどは難しくないです。
「捨て駒」「退路封鎖」「両王手」「玉を危険地帯に呼ぶ」などのなんらかの技をかけて解決する問題ばかりなので、正解手順を見つけた後の満足感はありました。
目次
まえがき
序章 詰めのテクニック
第1章 3手詰め編
第1問~第134問
第2章 5手詰め編
第1問~第68問
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