詰将棋のルールと言えば以下の二つを理解しておけば、ほとんど困ることはありません。
○攻め方は最短を目指して王手の連発、玉方は最長を目指す受け。(無駄合い禁止)
○そこから出てきた手順で駒が余らなければ正解発見。(駒が余る順は正解ではない)
ところで、「あれ?この問題変だ?」なーんて思う時がありませんか?
そんな時の半分以上が、詰将棋のルールを知らないが故の違和感だと考えられます。
なお「半分以上」という数値は超テキトーです。
amazonで詰将棋のレビューを見ていたら、出題ミスを指摘している人の方がルールを知らないが故のコメントになっているものを何度も目撃しました。
そこで意外に知られていない詰将棋のルールを2つほどピックアップしてみました。
<意外に知られていない詰将棋のルールその1>
○変化長手数
本には7手詰めと表記されているのに、玉方の逃げ方次第では9手詰めになり正解手順が7手詰めになっていて「あれ?この問題変だ?」と思ったことはありませんか?
その時、攻め方に駒が余っていなければ本当に変なのですが、駒が余っていたならば、「変化長手数」というルールの範囲内にあります。
玉方が正解手順とは違う分岐を選んだ時(=変化)、2手長く且つ攻め方に駒が余る場合は「変化長手数」のルールが適用され、出題ミスではありません。
<意外に知られていない詰将棋のルールその2>
○余詰め
有名な詰将棋用語なのですが、意外にその定義を知らない人が少なくないようです。
玉方が正解手順とは手を変える分岐、つまり「変化」の方はルール上問題ないので頻繁に出現します。
しかし「余詰め」の方は出題ミスなので、プロや詰将棋の専門家が作った問題集にはほとんど出現しません。
「余詰め」とは攻め方が正解手順と別の手を選んでも詰むことを言います。
手順の長短や駒余りの有無にかかわらず、攻め方が手を変えて詰む順があるのは不完全作です。
ただし、最終手だけは攻め方に二通り以上の分岐が存在しても良いことになっています。
また、飛角香の打ち場所が同じ筋で距離が違っても詰む場合は、「非限定」と言って認められています。
以前は私もそうだったのですが、「余詰め」と「変化」がごちゃ混ぜになっている人が多い印象ですね。
役に立てばと思い書いてみましたが、間違っていたら教えてください(^^)。
この記事を書いた時点ではまだamazonにバーゲンブックの在庫がありました。
○攻め方は最短を目指して王手の連発、玉方は最長を目指す受け。(無駄合い禁止)
○そこから出てきた手順で駒が余らなければ正解発見。(駒が余る順は正解ではない)
ところで、「あれ?この問題変だ?」なーんて思う時がありませんか?
そんな時の半分以上が、詰将棋のルールを知らないが故の違和感だと考えられます。
なお「半分以上」という数値は超テキトーです。
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そこで意外に知られていない詰将棋のルールを2つほどピックアップしてみました。
<意外に知られていない詰将棋のルールその1>
○変化長手数
本には7手詰めと表記されているのに、玉方の逃げ方次第では9手詰めになり正解手順が7手詰めになっていて「あれ?この問題変だ?」と思ったことはありませんか?
その時、攻め方に駒が余っていなければ本当に変なのですが、駒が余っていたならば、「変化長手数」というルールの範囲内にあります。
玉方が正解手順とは違う分岐を選んだ時(=変化)、2手長く且つ攻め方に駒が余る場合は「変化長手数」のルールが適用され、出題ミスではありません。
<意外に知られていない詰将棋のルールその2>
○余詰め
有名な詰将棋用語なのですが、意外にその定義を知らない人が少なくないようです。
玉方が正解手順とは手を変える分岐、つまり「変化」の方はルール上問題ないので頻繁に出現します。
しかし「余詰め」の方は出題ミスなので、プロや詰将棋の専門家が作った問題集にはほとんど出現しません。
「余詰め」とは攻め方が正解手順と別の手を選んでも詰むことを言います。
手順の長短や駒余りの有無にかかわらず、攻め方が手を変えて詰む順があるのは不完全作です。
ただし、最終手だけは攻め方に二通り以上の分岐が存在しても良いことになっています。
また、飛角香の打ち場所が同じ筋で距離が違っても詰む場合は、「非限定」と言って認められています。
以前は私もそうだったのですが、「余詰め」と「変化」がごちゃ混ぜになっている人が多い印象ですね。
役に立てばと思い書いてみましたが、間違っていたら教えてください(^^)。
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