難易度:★★★★★★★☆☆☆
満足度:★★★☆☆
内容
5手詰~19手詰、腕試しの21手詰、31手詰まで、全200題。
構成
1ページ2題、問題図右側に一文程度のヒント有。めくって裏のページに解答解説。
書評
私が1題に要した平均時間と正解率は次の通り。
棋力→将棋倶楽部24の二段
項目 | 問題数 | 平均時間 | 正解率 |
---|---|---|---|
5手詰 | 10問 | 31秒 | 90.0% |
7手詰 | 47問 | 2分06秒 | 97.9% |
9手詰 | 62問 | 2分35秒 | 96.8% |
11手詰 | 31問 | 5分26秒 | 93.5% |
13手詰 | 29問 | 9分24秒 | 96.6% |
15手詰 | 12問 | 100.0% | 100.0% |
17手詰 | 5問 | 100.0% | 100.0% |
19手以上 | 3問 | 3分44秒 | 33.3% |
TOTAL | 200問 | 4分22秒 | 95.5% |
この本を読む直前に、同じ著者の「とっておき詰将棋200題」を読んでいたのですが、それと比較すると9手詰めまでは問題図の形も難易度も似たようなものでしたが、11手詰め以降はこの「強くなる新詰将棋200題」の方が難しかったです。
問題図は1筋に香車があったり、2一に桂馬が配置されるいわゆる実戦形がほとんどで、駒数も10枚前後のものがほとんどでした。
限定合いを問うような難しい問題も少なく、手数の割に比較的やさしい部類の問題集ですが、13手を超えると私の棋力では局面を頭の中で描くことが難しくなり、やや苦戦したという感じです。
短所は以下の3つ。
○盤面の駒の書体が隷書体?あまり見ない書体で最後まで違和感がありました。
○余詰めが気付いただけで4題あり、第174問は解説でもそれを容認していたのがやや驚き。
○棋力の目安が異常に激辛&変。(私はせいぜい2級認定でした)
長所は以下の3つ。
○ほとんどの問題図は解く意欲が湧いてくる実戦形で練習問題として最適。
○780円(税抜)で200題はお得感あり。
○最大の長所は二桁手数の問題が81題も収録されていること。
最近は13手詰め以上をたくさん収録した問題集が少ないため、その点は重宝します。
私にとって前半はやさし過ぎたため、満足度は星3つとさせて頂きました。
目次
〔初級編〕5手詰め(10題)・7手詰め(47題)
〔中級編〕9手詰め(62題)
〔上級編〕11手詰め(32題)・13手詰め(29題)
〔腕試し編〕15手詰め(12題)・17手詰め(5題)・19手詰め(1題)・21手詰め(1題)・31手詰め(1題)
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