将棋倶楽部24で初段から二段になるまでの話

将棋上達法
将棋倶楽部24B

私は将棋倶楽部24で初段から二段になるまでに4年ほどかかりました。

最大の原因は二段になりたいという強い意志がなかったからです。

単純なことですが、5級になるためには5級になるための努力をしなければならず、二段になるためには二段になるための努力をしなければなりません。

私の場合、初段から二段になるまでの4年間は将棋倶楽部24でほとんどレーティング戦を指していませんでした。

だからと言って、4年間のどこかで二段に到達していたとは思いません。二段の実力を有したのは、実際に二段になったつい最近のことだと思っています。

私は初段から二段になるまでの4年間で詰将棋の本を41冊と次の一手問題を12冊を読みました。

おかげで9手詰め以下を解くスピードや、次の一手を発見する力は初段になった当時よりも格段に増していました。

しかし、実戦での棋力アップの度合いは50点~100点くらいだったようです。

いま客観的に見れば、理由はなんとなくわかります。

密度が薄いこと(長い時間でダラダラやっていた)と、二段になるために必要な難度の問題が少なかったことが挙げられます。

例えば詰将棋は9手詰め以下の問題が大半を占め、それは初段になるために必要な努力でした。

私は二段になる直前に二桁手数の問題を積極的に解いたのですが、それがかなり効いた気がします。

特に「伊藤果の詰将棋110」は手数もさることながら、難問が多く、それを読破した時に棋力アップの充実感を実感しました。

棋力を上げるためには、ただ時間を費やすだけでは駄目で、難しいことにチャレンジしていくことが必要だと思います。


そういえば、初段から二段になるまでの4年間は将棋倶楽部24でこそレーティング対局をやっていませんでしたが、ヤフーモバゲーの将棋将棋ソフト激指相手に毎日のように対局はやっていました。

しかしそこに二段になりたいという意思はなく、激指のレーティング戦で初めて二段に到達したのは将棋倶楽部24の二段になって以降のことでした。

そういう事実からも明確な目標があるかないかは、向上を促す大きな要因になるようです。

そして目標を実現させるためには、それに応じた努力の裏付けが必要であるという当然のことを今回再認識した次第です。


ところで初段から二段になっていく過程で、将棋への接し方が幾つか変化しました。

初段になるまでは序盤の形を定跡書から学ぶことが多かったのですが、初段になってからは定跡書から学ぶよりも将棋ソフト激指を使って指し手を改善していく方が効率が良いように思いましたし、今でもそう思っています。

私は中飛車が得意で相手が振ると力戦形が避けられないので定跡書で学ぶことが難しく、序盤で悪くした棋譜を激指と検討しながら矯正していくというコンビネーションがベストでした。


それから将棋倶楽部24の早指しをやり過ぎることは、上達という観点からはあまり良くない気がします。

理由は、時間が足りずに不本意に指す手が多くなることや、ハッタリが通りやすいのでそれに頼ってしまうことなどが、棋力向上の妨げになると考えられるからです。

私が将棋倶楽部24のR戦に復活して30局くらいは点数がじわじわと伸びましたが、1640点くらいになったところで点数が下がりだし、一時は1500点(1級)を割りました。自分の指し手がとても雑になっている実感がありました。

そこでハッタリが通用しない激指と遊ぶことで、考える習慣と雑になった指し手を矯正しました。

将棋倶楽部24の早指しは1日にせいぜい3局に留め、あとは対局したくとも激指11のR戦で遊ぶといったコンビネーションで将棋倶楽部24の点数がみるみるうちに回復されたのは本当です。

その時、負けた対局は悔しくてすぐに見直す気はしなかったのですが、少し間を置いて激指の盤上に並べてどう指すべきだったのかを確認していたことも、少なかれ二段突破の時間を短縮させた要因だと思います。


あと、初段から二段になるまでの間に棋譜並べに対する興味が増しました。

しかし、私には羽生三冠の棋譜を並べたい気持ちが強く、中飛車が好きな私にとって羽生三冠の棋譜を並べることが棋力向上に役立っている実感はほとんどありません。

この際、居飛車に転向しようかと本気で考えています(^^)。


もうひとつ、二段になる3ヶ月くらい前からNHK杯を毎週見るようになりました。

そしてその棋譜を激指の盤上に並べ、何か気づいたことをブログの記事として書くようになりました。

NHK杯ではプロ棋士が攻めのパターンをいくつも教えてくれていたり、「この手を指すということはこういう心境だ」みたいな感覚を教えてくれますので、見ていて楽しいし少なかれ知らないうちに将棋の感覚が改善されていると思います。

いずれにしても将棋倶楽部24で二段になる3~4ヶ月前からNHK杯を毎週見ているのは事実です。

その際、激指の盤面に棋譜を並べることがかなり有効なことに思えます。「こう指したらどうなるのだろう?」の疑問に激指が答えてくれるからです。


以上、とりとめのない文章になってしまいましたが、私が将棋倶楽部24の初段から二段になるまでの間に気付いたことなどを書き連ねてみました。

懸命な読者の方ならばきっと何か上達のヒントを掴み取ってくれることだと思います。

この記事を読んでくれた皆様にいついつまでも楽しい将棋の時間があることを願います。







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コメント
  • 参考になりました。
    2013/11/17 21:34
    とても、参考になるブログでした。
    将棋に限らず、資格試験の勉強に通じるものがあるように思います。
    私は将棋を始めて1年になります。これからもこのブログを参考にして頑張りたいと思います。
  • 二段になる為のヒントをありがとう。
    2013/11/20 16:31
    楽しいブログいつも見てます。
    二段到達・・・凄いですね。
    私は24NETはしてないですが、激指11や激指12のレイト戦(25分キレ負け&NHK杯)をいつもしてます。

    三間飛車&相振り飛車オンリーで勝負している激指11は只今1639点の初段です。
    (NHK杯ルール)
    196戦107勝89敗
    内訳
    3級:35勝15敗
    2級:44勝41敗
    1級:18勝23敗
    初段:10勝9敗
    初段+0勝1敗


    25分キレ負けはまだ3戦のみ。1級相手に2勝1敗です。(最近始めた)
    中々、二段に到達できずにいました。初段をうろちょろ・・・
    そう言えば、次の一手問題も全然してない。
    詰将棋も9手詰めオンリーでした。
    テレビのNHK杯戦も殆ど観戦せず状態です。
    棋譜並べも全くしてない。
    二段到達のヒントをありがとう。
    何年かぶりに次の一手問題を真剣に取り組んでます。
    また、詰将棋も二ケタに取り組んでみたいと思います。
    尚、激指12は居飛車戦を主体にしてますので1474点の1級です。
    居飛車戦でレイトを落とし、振り飛車戦で稼いでます。
    矢倉戦、角換わり戦の成績が極端に悪く
    矢倉戦:1勝8敗
    角換わり戦:1勝4敗
    です。
    今度、居飛車戦と振り飛車戦の戦い方の違いをアップして頂けたらと思います。
  • 受験が終わったら…
    2014/12/17 00:18
    最高R1697。今は大体1600で停滞しています…

    しかしやっぱり何かしら勉強をしないと上がれませんよね。

    受験勉強の息抜きのつもりでこのブログを見ましたがものすごく将棋をやりたくなってきましたw

    本当は受験勉強しなければならないので将棋を封印すべきですが

    やっぱり精神衛生上必要と考えて一日一局だけ指してます。もちろん詰将棋などは何もしていません。

    それだとやっぱりRは上がりませんよね。

    受験が終わったら絶対将棋やりこんでやる!と思ってしまうブログでした。

    楽しかったです。ありがとうございました。

    知らず知らずのうちにあなたと指せるのを楽しみにしてますww

    まずは受験頑張るぞぉぉぉぉぉぉ!!
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