電王戦ととくじ と私の予想

電王戦
電王戦

2月24日に第3回電王戦の主催者であるドワンゴが各棋士の勝敗を予想し豪華プレゼントが抽選で当たる「電王戦ととくじ」を公開しました。(応募締め切りは3月14日)

詳しくは下記の公式サイトをご覧下さい。

電王戦ととくじ(niconico)


<私の予想(独断と偏見)>
上記サイトでは各対局のみんなの勝敗予想が随時更新されていてかなりおもしろいです。

プロ棋士とコンピュータ将棋の対局はどちらが勝つかですが、私はプロ棋士と将棋ソフトの対局でどちらが勝つのかを予想する場合、プロ棋士と将棋ソフトの強さの序列は二の次、三の次の要素だと考えています。

コンピュータ将棋に勝つためには読みの正確さが勿論必要ですが、プロレベルの棋力があればそのことはもはや大きな要因ではないでしょう。

コンピュータ将棋に勝つためには序・中盤で如何にリードを作り、勝ちやすい形にするかが鍵で終盤に不利な局面を迎えてはフリークラスの棋士もタイトルホルダーも勝つ確率はほとんど変わらないでしょう。

つまり、コンピュータ将棋に勝つために最も必要なのはコンピュータ攻略のための時間とセンスだと考えるわけです。

それからもう一つ、私はコンピュータ攻略に向いているのは若い人だと思っています。直感なので理由を説明するのは難しいのですが、同じ一人の人で考える場合、新しいことへの適応能力は若い時の方が高いはずです。そのあたりにヒントがあるのだろうと思います。

実際、第2回電王戦を思い出してみると序盤攻略が出来ていたのは若い棋士だけです。

また、攻略するためのチャンスがまがりなりにも在ったのは第1局、第3局、第5局で、第1局と第3局はやはり上記の私の判断基準に合致しています。

第5局の三浦九段は電王戦の1ヶ月くらい前まで名人戦挑戦の可能性がある立場だったので、コンピュータ攻略のための時間が他の棋士に比べると少なくならざるを得ない状況にあったと推測しています。

少なくとも対局後の会見などから攻略が出来ていた話は無く、阿部四段や船江五段ほどコンピュータ将棋の癖を掴んでいる節が感じられませんでした。そのあたりは棋力よりもコンピュータ攻略のセンスと機会が重要であることを顕していたように思います。


さて、第3回電王戦の予想ですが上記の基準で判断すると勝つ確率が高い棋士から順に菅井五段、佐藤六段、豊島七段、森下九段と屋敷九段が同じくらい、というのが私の見解。

菅井五段(21歳)は順位戦C級1組、竜王戦5組の棋士で現況はタイトル戦挑戦等には絡んでいません。最も勝つ確率が高いと考えるのは妥当。

佐藤六段(36歳)は順位戦C級2組、竜王戦2組の棋士で現況はタイトル戦挑戦等には絡んでいません。先日のニコニコ生放送では勝ってMVPを獲り日産エルグランドをもらう気満々でした。

豊島七段(23歳)は順位戦B級1組、竜王戦1組の棋士で現況はタイトル戦挑戦等に絡んでいます。今大会では一番強い棋士でファンも一番勝てると思っているのではないでしょうか。それだけにプレッシャーも大きく、私は勝つ確率を三番目だと考えています。

森下九段(47歳)は順位戦B級2組、竜王戦2組の棋士で現況はタイトル戦挑戦等には絡んでいません。年齢面がやや気になります。何故気になるのかと問われると明確な答えはありませんが、電王戦で40歳を超える棋士が勝った前例がありません。40代勝利者第1号になることを期待します。

屋敷九段(42歳)は順位戦A級、竜王戦1組の棋士で順位戦の残留争いが深刻な状況です。昨年の三浦九段は順位戦最終局で勝てば名人戦挑戦の可能性が少しだけあるという状況で負けても残留確定でしたが、今年の屋敷九段は順位戦の最終局で負けると降級が確定してしまう危機にあります。

屋敷九段は対人だと今大会中1番か2番に強い棋士ですが、順位戦の状況を考慮するとコンピュータ対策に集中できる時間が最も取り難いと考えざるを得ず、勝つ確率の高さは4番目か5番目だと思ってしまうわけです。


ところで、今回の本番用のソフトで練習できるという条件ならば棋士が勝つ確率は第2回電王戦の時よりも高いと思われます。

私は第2回電王戦時のプロ棋士とコンピュータ将棋は互角だと思っていますし、プロ棋士の1勝3敗1分は内容を考慮すると互角の見解を覆すものがありませんでした。

したがって第3回電王戦はプロ棋士の3勝2敗か4勝1敗と考えるのが妥当でしょう。

このブログで実施しているアンケートでも、五分かプロ棋士が勝つだろうというのが多数派です。

本番用ソフトで練習できるので、本番は攻略手順をなぞるだけといった戯言もありますが、そんな20年前の将棋ソフトは今大会にエントリーされていません。

プロ棋士の5戦全勝もあるかもしれませんが、その確率はそんなに高くなく皆さんの予想通り10%弱が妥当だと思います。

なお、予想材料として棋力が気になる方のために書いておくとプロ棋士側の棋力は第2回電王戦時よりも平均5段階評価で1ランクくらい上がっています。コンピュータ側は私の独断では0.5ランクくらい上がっていますが本番用ソフト貸し出しの条件が大きく作用するのではないかという見方が多い状況。


最後に私は「ととくじ」に全部プロ棋士が勝つ予想で応募するつもり。(上記の長文が本音ですが誰が負けるかなんてわからないのでプロ棋士のハッピーエンドを夢見ます・笑)

うーん、棋士サイン入り駒とAI将棋がほしい。カツラはもらっても・・。


※記事の内容は私個人の独断と偏見で書かれていることをご了承下さい。


<このブログで実施しているアンケート>






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