3・5・7手 実戦型詰将棋(書評) - 将棋のブログ

3・5・7手 実戦型詰将棋(書評)

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対象棋力:将棋倶楽部24の12級~1級、ヤフーの青~紫

阪田大吉の満足度:
90%



比較的やさしい3手詰、5手詰、7手詰が収録された詰将棋問題集です。

私が実際に解いてみて正解率と1手あたりの平均考慮時間をまとめたのが下の表です。


上の表の数値から判断すると、私はギリギリで三段を認定されたことになります。
一応、成美堂の詰将棋の本でも三段と判定されてます^^;

それにしても、3手詰の前半は「10秒で三段」となっており、駒の配置を確認するだけでも数秒かかるので、三段規定を満たすのはなかなか厳しかったです^^

逆に7手詰の三段規定は明らかに甘いです。しかし、問題の難易度は正確に捉えられており、同じ手数の問題でも制限時間が長くなると問題も難しくなっていました。

3手詰には私にとって難問はなかったです。強いて言うならば、第56問だけが1分ばかり考えました。

5手詰も「5手詰ハンドブック」に比べると読者にマイルドな問題でしたが、ラストの第120問だけはなかなかの難問で、正解を見つけるのに8分16秒かかりました。

7手詰も比較的やさしく、5分以上考えたものは第145問と第157問と第158問の3つだけです。
しかし、第157問はかなりの難問で正解を見つけ出すのに15分59秒かかりました。

3・5・7手実戦型詰将棋―基本手筋をマスターし、級から段へ全体的にはやさしい問題ばかりなのですが、かといって並べ詰めで終わるような問題ではありません。

ちゃんと「捨て駒」または「邪魔駒消去」等の詰将棋のテクニックを考えないと解けないようになっています。


というか、問題の多くが「捨て駒」や「邪魔駒消去」が作意になっているので、この本一冊を解き終えた時には、その二つの基本技が身につくと思います。

ある書店で、女の人がこの本に夢中になってのめり込んでいるのを目撃したことがあります。女性にもやさしいマイルドな詰将棋といったところでしょうか^^;

この本は、将棋倶楽部24で12級から1級の方、特に詰将棋が苦手な方にお勧めしたい一冊です。

5級くらいの方でも詰将棋が得意な方には、やや簡単すぎるかもしれませんが、1年くらい前、2級だった私は、この本に出会い、嫌いだった詰将棋が大好きに変わりました^^

当時の私にとっては7手詰が簡単だったというのがポイント高かったです^^



<目 次>
はじめに
詰め将棋のルール
三手詰問題(60問)
五手詰問題(60問)
七手詰問題(40問)
あとがき
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