第2回電王トーナメント決勝局 43角成 - 将棋のブログ

第2回電王トーナメント決勝局 43角成

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第2回電王トーナメントの決勝戦(Ponanza 対 AWAKE)は
伝説になりそうな大逆転劇で幕を閉じました。

Ponanza優勢の局面が瞬く間にAWAKE勝勢に変わっていった、
あの光景はいったいなんだったのか。

<決勝局115手目の局面>
決勝 115手目

わかっていることは上の画像左側の形勢評価グラフより
PonanzaのみならずAWAKEも70手目くらいから100手目
くらいまでを後手有利と判断していたこと。


別のプログラムがその対局をどのように判断しているのか
調べてみました。

まずはGPSfish
決勝局GPSの形勢評価グラフ

次に激指13七段+(赤いラインは115手目)
激指13七段+の形勢評価グラフ

評価値の大きさに差はありますが、いずれもPonanza持ち
の将棋が瞬く間にAWAKE勝ちに変わっていったと判断しています。

逆転の一手がどこにあったのか。

GPSfishは115手目▲4三角成の局面を本局後手最高評価値-835。

激指13も115手目▲4三角成の局面を本局後手最高評価値-970。

Ponanzaも115手目▲4三角成の局面を本局後手最高評価値(-)1323。

そして3つのプログラムはいずれもその手を境に先手持ちに
傾いていきました。

つまり115手目▲4三角成が勝負を決める一手となったようです。

見落としていたわけではなく、過小評価していたという
表現が的確だと思います。

ところでAWAKEは113手目では既に自らを優勢と判断していたようです。

<決勝局113手目の局面>
決勝 113手目
すでにAWAKEの形勢評価グラフの評価値が跳ね上がっている

プロ棋士はAWAKEの105手目▲9六角で流れが変わった
のではないかと解説していました。

いずれにしてもAWAKEが読み勝っていたということでしょうか。

なお、第2回電王トーナメントの全棋譜は下記の公式
サイトからダウンロードすることができます。
(見るためにはKifuForWindowsや激指などソフトが必要)

対戦結果|将棋電王トーナメント(niconico)
※決勝トーナメント表の右上
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