5手詰ハンドブック(書評)

詰将棋の本

難易度:★★★★☆☆☆☆☆☆
満足度:★★★★☆

内容


5手詰め、全200題。


構成


見開き2ページに4題。めくって次の見開き2ページに解答解説。


書評


「盤上、持ち駒を合わせた使用駒は10枚以内」「思わず解いてみたくなる好形とシンプルな表現」を意識して作られた5手詰問題集です。

私が1題に要した平均時間と正解率は次の通り。

棋力 → 将棋倶楽部24の初段
項目問題数平均時間正解率
5手詰200問1分39秒96.0%


1分以内に解けたものが全部で103問、5分以上考えたものが13問ありました。

5分以上考えたものは21、59、66、72、76、107、123、125、128、143、147、152、189です。

この本を初めて読んだのは、将棋倶楽部24で3~4級の頃だったのですが、結構難しいなと思いながら読んだのを覚えています。

実際、ヤフー将棋の紫(「24」の7~1級くらい)の人達の間でも難しいという声が出ていました。

意図的ではないと思いますが本書の中盤あたりに難しい問題が集中しており、それが難しい印象を持たせた原因の一つかもしれません。しかし、全てが5手詰ですので、私程度の棋力でも泣きたくなるほど難しいといった問題はありませんでした。

レイアウトは、見開き2ページに問題4問、次のページにその解答解説4問分となっているのですが、答えのウラ透け防止を考慮してのことだそうです。

問題図は実戦形というほどの問題ではないのですが、実戦で現れそうな手筋を駆使すれば簡単に解けるような問題ばかりです。

結論としてこの本は詰将棋をたくさん解いた人には簡単かもしれませんが、詰将棋をあまり解いてない人には難しく感じるようです。私もそうでした。

解説では『逃げ道に捨てよ』『危険地帯に誘え』『玉は下段に落とせ』といった詰将棋の格言が随所随所に書かれており、上達してもらおうという配慮が伺えます。

需要が高そうな5手詰だけにこだわっていますし、問題、解説、レイアウトの全てがシンプルでわかりやすく、売れる要素は揃っていたのだなと改めて思います。


目次


まえがき
詰将棋のルールについて
5手詰(200問)
あとがき
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コメント
  • Re: No title
    2010/07/31 21:56
    ふぁぶさん、この本は発売当初から話題性がありましたね^^
    ぼくの場合、この本を買った当時、24の5級前後だったのですが、5分以上考える問題が多く、途中で挫折しました^^;
    それから何年も経って、他の詰将棋の本を何冊か読んだ後にこの本を読んだ時、この本の素晴らしさに気付いた次第です。握り詰めが得意で、詰将棋作家としても評価が高い作者の問題だけに、おもしろい問題が多いですね。
    成美堂の問題集も良書が多いので、タイトルはわかりませんが、今解くとおもしろかったりするかもしれませんよ^^
  • No title
    2010/07/31 14:51
    僕が2番目に買った詰将棋の本です。1冊目は成美堂の7手とか9手ばっかのやつで意味不明(当時は答え見てもわからない、いまもだけどw)だったのでこの本を見たときすばらしいと思い、一目見て買うのを決めました(笑)
    また、僕の将棋人生できっと一番何回も読んでいる一冊でもあります^^
    懐かしかったんで書きこんでみました
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