第65回NHK杯1回戦(塚田泰明九段vs豊島将之七段)の感想

NHK杯
4月12日に放送された第65回NHK杯1回戦(塚田泰明九段
vs豊島将之七段)は145手で豊島七段が勝ちました。

棋譜は下記の公式サイトをご覧下さい。
(いつも放送日翌日に公開されています)

NHKテレビ将棋トーナメント


<本局の進行>

対局前の対戦成績は豊島七段の1勝0敗



豊島七段先手の相矢倉(24手組み▲3七銀型)



中盤は攻める塚田九段、凌ぐ豊島七段



豊島七段の95手目▲3五銀が機敏で攻守一転



終盤は攻める豊島七段、凌ぐ塚田九段



豊島七段が長手数の詰み手順を読み切り終局


<感想>
電王戦での活躍が印象深い御二方。

どういう対局になるのか楽しみでした。

対局前のインタビューで「攻めて、攻めて、攻めまくる」
と話していた通り、塚田九段が先攻する前半戦。

しかし、豊島七段の序盤・中盤に隙はなく、94手目
△7三桂を緩手と見るや95手目▲3五銀から猛攻開始。

後手陣はあっという間に玉のまわりの守りの駒を
むしり取られていました。

そして守りの要になっていた7三の角まで攻めに
利き出し、どう見ても豊島七段が勝ちそうな駒の流れ。

それにしても「歩が3つぶつかると初段」とは言った
ものですが、7三の角を攻めに起用した125手目の
局面は「大駒が3つぶつかるとプロ」とでも新しい
格言を作りたくなるような局面。

最後は「これぞプロ」と感嘆するしかない鮮やかな
詰み手順でした。


<コンピュータの形勢判断>
第65回NHK杯 豊島vs塚田 形勢評価グラフ
※青色は激指13七段+、赤色はGPSfish

※コンピュータの判断が正しいわけではありません。



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コメント
  • 詰みをみおとし?
    2015/04/15 09:07
    GPSが、突然評価落ちてるところが興味深いですね。詰みを見落としたのかな
  • 勘違いされたようですが
    2015/04/20 00:11
    このコメントの意味は、GPSが、詰みを見落としたという意味ですよ
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