第26回世界コンピュータ将棋選手権決勝リーグの感想

本日の将棋の話題
5月5日に第26回世界コンピュータ将棋選手権の決勝リーグが開催され、昨年に続きPonanzaが全勝で優勝しました。


<順位>

1位 Ponanza 7勝0敗
2位 技巧 6勝1敗
3位 大将軍 5勝2敗
4位 Apery 4勝3敗
5位 大合神クジラちゃん 3勝4敗
6位 NineDayFever 2勝5敗
7位 読み太 1勝6敗
8位 うさぴょん2 0勝7敗

参考:第26回世界コンピュータ将棋選手権 ライブ中継


<感想>
最終7回戦はそれまで6戦全勝同士のPonanzaと技巧の対決で、一番を決めるのにふさわしい状況となりました。

技巧はその時点では一次予選から一度も負けていない凄まじい戦いぶり。

対するPonanzaもその時までは技巧にしか負けていない状況。

そして対局ではPonanzaの原始棒銀みたいな速攻が炸裂していました。

81手という将棋に縁の深い数字で終局したのも、なんだかドラマ。

「最強棒銀」説は本当なのだと、ひょんなところで思ってしまった次第。


ところで技巧のプログラムはオリジナルで、新人賞に加え独創賞も受賞していました。

ニコ生でも技巧を応援するチャットが頻繁に見受けられましたが、強さ以外のオリジナル、それが認められるという光景はとてもすがすがしい気持ちになります。


他に優勝インタビューでPonanza開発チームが半年前の電王トーナメントの時よりも200点くらい強くなったのではないかと、興味深いことを話していました。

コンピュータ将棋と言えども、20年くらい前から1年で100点を上げることが難しいことで、それを半年で200点も上げることが出来るということは、まだまだ伸び白はたくさん残されているということになりそうです。

実際、あの習甦が19位、激指が9位、一昨年3位だったYSSが10位、1年半前に電王トーナメントで優勝したAWAKEが14位だったことを考えると、それらのソフトも当時よりは強くなっていたはずで、先の200点の数値も「そうなのだろう」と漠然とした気持ちで納得しました。


さて、優勝したPonanzaは同一マシンの第3回電王トーナメントでも優勝、使うマシンに制限がない第26回世界コンピュータ将棋選手権でも優勝で、やっぱり現時点ではPonanzaが一番なんだと、しみじみとそう思った次第。



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