番外編③ 最強のタイトルホルダー(syunaidar)

将棋倶楽部24最高R物語
新 刊

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対局日:2004年8月30日
棋戦:特別対局室
先手:syunaidar
後手:gerard

将棋盤

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将棋倶楽部24の最強者というと、東京道場で華麗な技を披露している高段トップの人達を思い浮かべるのは当然のことですが、レーティング戦とは別に大会が企画されており、そこでの優勝者であるタイトルホルダーなるものが存在します。

知らない方も居るかもしれませんので説明しておきますと、将棋倶楽部24には事前に参加受付を行い開幕後に成績を競い合う棋戦が存在します。最もランクの高いクラスでの優勝者がその棋戦のタイトルホルダーとなる仕組みです。これまで数々の棋戦が開催されてきましたが、現在も継続されているのは名人戦とリレー将棋だけです。

歴代タイトルホルダー

決められた日時に高段者の15分対局が見られる決勝戦はファンにはたまらない企画で、その時ばかりは会場の大阪道場にアクセスが集中します。

東京道場の一番のヒーローは歴代の最高R保持者(HAHAHAHAHA八段含む)のうちの誰かですが、大阪道場の一番のヒーロー、それはsyunaidar七段なのです。

syunaidar七段は、名人、竜王、達人、リ王の全てのメジャータイトルを獲得した実績があり、名人位に至っては24で唯一人の永世名人(通算5期以上)の称号を取得しています。東京道場でのR対局はほとんどやらないので最高得点は2805点(2012年4月13日現在は2844点)です。しかし棋戦での最強者は間違いなくsyunaidar七段であることは誰もが認めているところ。将棋倶楽部24の棋戦での最大の功労者と言っても過言ではありません。

第15期24名人戦ではY A B Aさんに負けてしまったのですが、syunaidar七段がこのままでおさまるような方とも思えないので、第16期24名人戦は盛り上がりが期待できそうです^^


上の棋譜は2004年8月30日に行われた第10回24達人戦の第三局です。
syunaidar名人・達人 対 gerard竜王の組み合わせは将に頂上決戦でした。
2時間に及ぶ大熱戦の末、syunaidar七段は達人位の防衛に成功したのですが、それ以降達人戦は開催されていません><

余談ですが「24」の初代竜王はh.kumeさん、つまり席主さんでした^^

※この記事は2009年1月31日に「将棋の棋書レビュー」に掲載した記事を加筆・修正したものです。
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