実戦型詰め将棋 三手・五手・七手詰め(書評)

詰将棋の本

難易度:★★★★★☆☆☆☆☆
満足度:★★★☆☆

内容


3~7手詰め、全103題。


構成


1ページ1題。ヒント有り。めくって次のページに解答解説。


書評


永世名人が作った詰将棋集というのは少ないため、喜び勇んで解きました。

私が1題に要した平均時間と正解率は下の通り。

棋力 →将棋倶楽部24の初段
項目問題数平均時間正解率
3手詰25問30秒92.0%
5手詰40問2分17秒92.5%
7手詰38問6分06秒89.5%


どの手数の詰将棋も、これまで紹介してきた本の同手数の詰将棋の中では難しい部類に入ると思います。

ヒントの内容が初手や最終手を具体的に述べていることがしばしばあったのは、少しばかり興ざめ感もあった次第。

問題自体は、「好手一発、ハイ一丁上がり!」みたいな安っぽい問題でなく、好手、奇手を連発して詰み上がりにたどりつける難問というか力作が多く、さすが名人の作品という感じでした。

豪快な捨て駒を問う問題が多いので、実戦に強くなるというよりは、詰将棋を楽しむ力を養う本と言った方がしっくりくるかもしれません。

目次


三手詰25問 五級~二級(3手詰を解くポイント)
五手詰40問 二級~二段(5手詰を解くポイント)
七手詰38問 一級~三段(7手詰を解くポイント)
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