第2期電王戦第1局の感想

電王戦
4月1日に行われた第2期電王戦二番勝負第1局(佐藤天彦叡王vsPONANZA)は、71手でPONANZAが勝ちました。第2局は5月20日(土)に姫路城で行われます。

棋譜等は下記の公式サイトでご覧下さい。

棋譜:第2期電王戦二番勝負 第1局(日本将棋連盟)

棋譜:第2期電王戦第1局(niconico)

動画:第2期電王戦 二番勝負 第1局 佐藤天彦叡王 vs PONANZA(niconico)

インタビュー:終局直後(電王戦中継ブログ)

インタビュー:記者会見(電王戦中継ブログ)


<感想>
PONANZA先手で初手▲3八金から始まった本局、戦型は変則的な手順の相掛かりでした。

名人側に飛車を成り込むチャンスは無く、その飛車が攻められる展開で大差となり、寄せの段階になる前に71手を見て佐藤名人が投了を告げました。

24手で△3六飛と歩を取ったのが良くなかったかもしれないとの意見もありますが、そこで別の手を指したとしても、初めて見た局面をその場の数時間で有利にする手順を見つけるのは人間技ではないように思えた次第。

なお、激指14は52手△8八歩を敗着だと分析しているようですが、浮かむ瀬の判断では既に評価値200くらいの差が付いていて、その指摘する手順にプロも異論がないような雰囲気でした。

15時頃、ロボットが故障して1時間ほど中断して、その後も再び故障したのですが、大盤解説会場で香川女流と糸谷八段が困り気味の中、突如、加藤先生がやってき、平和を取り戻していました。「あと、何分」の大技が出たりして、もう大爆笑状態。やっぱり、加藤先生ですね。

コンピュータが名人に勝つことは十二分に予測出来ていたことで、そのとことについて、今さら驚きは何もありません。

しかし、PONANZAの方が強いことはわかっていても、何故か、第2局で名人が一発を入れることを期待する、実に不思議です。第2局も当然の如く、観戦を楽しませて頂きます。


<コンピュータの形勢判断>
第2期電王戦第1局 形勢評価グラフ
※青色は激指14七段+、赤色はGPS将棋
※コンピュータの判断が正しいわけではありません。



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