九級から一級までの詰将棋(書評)

詰将棋の本

難易度:★★★★★★★☆☆☆
満足度:★★★☆☆

内容


1~15手詰め、全180問。


構成


1ページ1題。ヒント及び「○分で○級」の棋力目安有。めくって次のページに解答解説。


書評


私が1題に要した平均時間と正解率を手数ごとにまとめてみました。

棋力 →将棋倶楽部24の1級
項目問題数平均時間正解率
1手詰5問9秒60.0%
3手詰15問29秒100.0%
5手詰36問1分04秒97.2%
7手詰52問4分23秒98.0%
9手詰30問4分22秒90.0%
11手詰31問12分10秒96.8%
13手詰10問11分54秒90.0%
15手詰1問2分12秒100.0%
TOTAL180問5分10秒95.0%


各章はじめには将棋川柳が付いているのですが、その内容が如何にもおじさん向けの印象を受けました。

先に進むとただひたすら難しくなっていくという普通の問題集の作りではなく、7手詰を10問位解き終えたら、5手詰が10問位現れるという感じで、この出題順序の緩急の付け方は絶妙です。

手数が減るとやさしく感じるので問題を解く意欲が持続します。読者をやさしくレベルアップさせる方向に導いていると思います。


目次


1、九級問題(1手詰5問、3手詰15問)
2、八級問題(5手詰20問)
3、七級問題(7手詰20問)
4、六級問題(5手詰16問、7手詰4問)
5、五級問題(7手詰18問、9手詰2問)
6、四級問題(9手詰10問、11手詰10問)
7、三級問題(7手詰10問、9手詰10問)
8、二級問題(9手詰8問、11手詰12問)
9、一級問題(11手詰9問、13手詰10問、15手詰1問)
関連記事
記事タイトルとURLをコピーする

コメント
コメント投稿

トラックバック