力がつく最新詰将棋200題(書評)

詰将棋の本

難易度:★★★★★★★☆☆☆
満足度:★★★★☆

内容


7手詰から17手詰まで実戦形詰将棋全200問。


構成


1ページ2問。手数表示とヒント有。めくって次のページに解答解説。


書評


難易度は手数と比較して、やや易しめでした。

私が1題に要した平均時間と正解率は次の通り。

棋力→将棋倶楽部24の二段、将棋クエスト10分の三段
項目問題数平均時間正解率
7手詰43問2分34秒100.0%
9手詰62問4分25秒100.0%
11手詰52問4分40秒96.2%
13手詰20問4分53秒90.0%
15手詰20問6分12秒100.0%
17手詰3問6分12秒66.7%
TOTAL200問4分47秒97.5%


ただし、この本は1冊を通して手数順に収録されているわけではなく、章ごとで手数順に収録される作りとなっており、後ろの章ほど手数も長く難しくなります。

章ごとに平均時間と正解率をまとめると次の通り。

項目問題数平均時間正解率
第1章80問2分55秒100.0%
第2章70問4分38秒97.1%
第3章50問7分59秒94.0%


私の棋力だと、二桁手数の詰将棋を解くのが読みを鍛える良い練習になると思うのですが、二桁手数の詰将棋問題集というのは少なかったりします。

ところが、この本は二桁手数の詰将棋が95題も収録されている優れもの。しかも、手数の割には易しめなので、私の棋力にとてもマッチしていました。

なお、巻末の次の一手問題10題はオマケ程度の内容。(正解手順以外にもいい手がいっぱいある、如何にも昔の次の一手問題)


目次


第1章 基本手筋編(7手詰め・9手詰め)
第2章 上達腕試し編(7手詰め→13手詰め)
第3章 棋力アップ編(9手詰め→17手詰め)
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