K-Shogi ver2.8の棋力と特徴 - 将棋のブログ

K-Shogi ver2.8の棋力と特徴

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K-Shogiの棋力

K-Shogiと指してみてなかなか強いと判断した私は、K-Shogi ver2.8の「長考」レベルと激指4(2004年末発売)の四段を対局させてみました。(※阪田大吉vsK-Shogiの記事はコチラ⇒ K-Shogi ver 2.8との対局
なかなかどうして、2004年末の商品バージョンとはいえ激指を寄せきりそうな場面さえありました!ちなみに新東大将棋無双の判断は下の通りです^^

新東大将棋の判断


先手がK-Shogi ver2.8長考で、後手が激指4 四段です。グラフが上側にある時はK-Shogi持ち、下側にある時は激指持ちという意味です。

「それだけ見てもよくわからんぞ!」という方のために棋譜も付けておきます^^

K-Shogi ver2.8長考 vs 激指4 四段





激指4の最強レベルである四段とは差がありそうなので、次に二段と対戦させてみました。先後を入れ替えて2局対局させたところ、どちらの対局も激指玉を仕留める寸前まで迫るのですが、チャンスを逃し入玉させてしまう展開になり、連敗となりました。ならば、初段とはどうかということで4局対局させた結果は下の通りです。
対戦成績



どちらも先手番を持った方が勝つという結果になり、2勝2敗で引き分けとしました。
よって、K-Shogiver2.8長考の強さは将棋倶楽部24の初段格と思われます。(※激指4の段級は将棋倶楽部24の段級に近い)

参考までに、K-Shogiの方は定跡から外れると1手20秒弱考慮するのですが、激指4の初段は常に即指しで稀に3秒くらい考える程度でした。

K-Shogiは激指4と比べて、インプットされた序盤の定跡量は随分少ないようです。
駒の損得勘定については激指4と比べても互角に思えましたが、相手玉を寄せるということに関しては激指4ほど鋭くはなかった印象です。

それから序中盤も激指4と比べると、随分人間離れした手を指すように思えました。激指4の方が一手の重要性を重んじている、そんな感じです。(例えばK-Shogiは意味もなく、もと在った場所に駒を戻すなど)

最後に私が気が付いたK-Shogiの特徴をまとめておきます。


K-Shogiの特徴

序盤の棋力は結構ショボイです。上の表からわかるように、インプットされている定跡数が他の有名ソフトに比べると少ないことが原因なのかもしれません。
序盤力は将棋倶楽部24の5級の棋力もないように思えました。

駒得徹している。玉を詰ますことよりも駒得を重視しているのではないかと思うほどでした。駒の損得を度外視して踏み込んでくることが少ない、そういう印象があります。

しぶといようで、時々きわどく見える局面なのに水平線効果を発動することがある。(歩の成り捨て⇒同玉⇒前あったところに歩を打つなど)
緊迫していると思っている局面でも、コンピュータが負けを悟ると(人間は気付いていなくとも)明らかに寄りのない駒損攻撃を繰り返してきて、どんどん差が開き興ざめだったりします。
しかし、それはソフト指しの見極めに役に立つので、今後もその癖はカットしてほしくないです^^!

大駒を自陣に打つことを厭わない。人間ならば大駒は敵陣に打ちたいものですが、まるで金駒で自陣を固めるかのように、自陣の補強に大駒をガンガン投入します。ためらわずに数秒でそれを実行しますので、これもソフト指しの見極めに役に立ちそうです。

しかしなんだかんだ言っても、詰みのある玉に対しては高段者レベルです。


こんな感想ですが、みなさんの感想は如何だったでしょうか?^^

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