
ここで将棋クエストの紹介をしておきますが、2014年6月に開設された比較的新しい将棋サイトですが、今現在は将棋ウォーズに次ぐ、二番目に対局者数が多い将棋サイトです。
ゲームシステムは将棋ウォーズによく似ているのですが、将棋ウォーズはソフトによる指し継ぎ機能「棋神」があるのに対し、将棋クエストの方は自力での指し手のみが認められる、純粋にお互いの技量を比べ合うことが出来る将棋サイトです。(また、将棋ウォーズの方は無料で遊べるのが1日3局までですが、将棋クエストは無料で好きなだけ遊べます)
制作者の棚瀬氏は将棋ウォーズの立ち上げ時に関わっていたとのことですが、なんといってもあの有名な将棋ソフト「東大将棋」の開発者と言えば、20年前からの将棋ファンならば「おーーっ!」と興味が倍増するのではないでしょうか。
それで、将棋クエストの良いところのひとつは、相手を自動で見つけてくれる完全オートマッチングを実現しているところです。
私が知る限り、それをやっているところは将棋クエストと将棋ウォーズだけです。
私は対局相手は自分と近い棋力の人ならば、ソフト指し以外は誰でも良い人間なので、完全オートマッチングになっている点はかなりポイント高かったりします。
また、ソフト指し対策もやっていて、自動検出機能や、2200点(六段相当)以上の人は2分切れ負けで相応の点数を出さないと10分切れ負けで遊べないようになっています。

ところで、ソフト指しをやっている輩というのは、まるでゴキブリを思わせるものがあります。高段に2分切れ負けの条件が付いて以来、高段のソフト指しは減ったと思うのですが、級位や仮レートに潜んでいる確率が倍増したような気がするのは私だけでしょうか?
まあ、そんなに多くはないと思います。ここ数日、15局ほど指して、負けたのは初段相手の1局だけでしたから。その1敗も、最後の寄せは無茶苦茶鋭いと思いましたが、悪くなった原因は私が相手をナメて豪快に切り込んだことなので、普通の初段なんだろうと思います。
それで、悔しくてすぐに次の対戦を始めたら、初手を指すか指さないうちに観戦者が1人付いて、「さっきの人が三段に勝ったことが嬉しくて、観に来てるんだろうな」とか妄想してました。
そういう妄想は、将棋倶楽部24での敗局後、よく次の対局で自分に勝った相手が観戦窓に居たことから、そういう経験の積み重ねが脳内で機械学習されているのだろうと思います(笑)
それから15局のうちの1局は、五段に勝っちゃいました!(エッヘン)
終盤で際どい寄せを成功させたのですが、最近、難しい詰将棋や次の一手問題を解いている効果が出たのかもしれません。
将棋クエストは完全オートマッチング機能で、主に自分の点数と近い相手を見つけてきてくれるのですが、時々、随分点差のある対局になることもあります。
実は、三段の私の場合、対戦相手は初段から五段の間にして欲しいと思っています。
七段とか連れて来られても対局が始まった瞬間に負けが確定で、ギャラリーが20人も30人も居て、こちらは完全にただのかませ犬状態。
七段とかすごい人と対戦する機会なんて滅多にないことなので、おもしろいと言えないこともないのですが、せいぜい100局か200局に1度のレアなマッチングにして欲しいところ。
逆にあまりにも点数が離れた下の相手との対局もテンションが下がったりします。ソフト指しに豹変する人が居たり、序盤から大差になって、弱いものいじめをやっているような罪の意識が芽生えたりして、いいことが少なかったりするのです。
将棋倶楽部24のレート計算方式は自分の点数の±400点までの相手が基準になっていて、よく出来ていると思います。
将棋クエストの±200点差(私の場合、初段~五段)が、将棋倶楽部24の±400~500点差相当だからです。
まあ、いろいろ書きましたが、ここ数年、私が最も気に入っている将棋対局サイトが将棋クエストです。
私の場合、将棋倶楽部24で時間を使ってじっくり考えながら指すのもおもしろいのですが、すぐに相手が見つかる将棋クエストの方にどうしても流れます。
最近は、難しい詰将棋や次の一手をたくさん解いてどのくらい実力が上がったのかを試してみたいことや、数ヶ月前に段級の基準が50点下がったことなどから、四段を目指してみようかと思っていたりします。
※ブラウザ版は直前の棋譜しか見れませんが、android版は過去30局前の棋譜まで見ることができます。
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