第5回将棋電王トーナメントの感想 - 将棋のブログ

第5回将棋電王トーナメントの感想

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11月11日・12日に第5回将棋電王トーナメントが開催され、平成将棋合戦ぽんぽこが優勝しました。決勝トーナメントの結果は下の通り。

<決勝トーナメントの結果>
1位 平成将棋合戦ぽんぽこ
2位 Shotgun
3位 Ponanza
4位 読み太
5位 Qhapaq_conflated
6位?elmo


<感想>
準々決勝の「Yorkie vs Shotgun」戦ですが、詰み上がりの257手の局面だけを見るとShotgunの勝利で妥当ですが、そこに至る過程(241手くらいからの手順と評価値)や、多くの開発者にあった常識観などを考えると、引き分けが妥当のような気はしました。

前日の「Ponanza vs ぽんぽこ」戦で似たような状況を引き分けにした流れもあり、後出しジャンケンの結果論になりますが、引き分けにしていた方が波風は立たなかったような気はします。

だからと言って、手数制限がなければShotgunが普通に勝っていたのは誰の目にも明らかで、今後のコンピュータ将棋のルールの見直しに一石を投じただけのことだと思います。

優勝したのは平成将棋合戦ぽんぽこ(元tanuki-)でした。Ponanzaに勝利した唯一のソフトなので、優勝ソフトに相応しい戦いぶりでした。なお、優勝したぽんぽこも、準優勝のShotgunも、やねうらエンジンを使っていたらしいです。

Ponanzaは予選・決勝Tを合わせて負けたのがぽんぽことの一戦だけで、優勝チームと同等の強さを持っていたようには見えました。表彰式の時に開発者の山本氏が引退する旨を伝えていました。電王戦時代では、最も優秀な将棋ソフトを作ったプログラマーだった思います。

もしかすると、今回はコンピュータ将棋のひとつの時代の区切りを見ていたのかもしれません。


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