将棋上達法

将棋上達法
上達イメージ

もし、将棋が上手い人に将棋上達法を尋ねたならば、いろいろな答えが返ってくるのではないでしょうか。

何故なら、将棋上達法は棋力によって違うし、それぞれの将棋上達法は好みが分かれるし、この棋力の人はこれが最適という上達法の決定版が出ているわけでもないので、経験した上達法は十人十色だからです。

実は究極の将棋上達法は「将棋を長く続けること」や「将棋を好きになること」ではないかと思っています。

高段者は100人が100人とも無類の将棋好きです。将棋のことを語らせると止まりません。

ですが、少しでも早く将棋で勝てるようになりたい人に、究極の将棋上達法は「将棋を長く続けること」や「将棋を好きになること」だと説いても、あまり響かないかもしれません。

それらはある程度上達した人が気付くことで、指導者が心得ておくべきことなのかもしれません。

これまで何度か将棋上達法について書いたのですが、今回はネット上でどのような将棋上達法が勧められているのかを調査してきたので、その結果を多かった順に書いてみました!下の通り!

将棋上達法ベスト15
※割合の合計が100%にならないのは複数回答が普通であるため。
※16位以下もたくさんの項目があります。

優先順位通りに並んでいるかどうかは別として、まあこんなものだろうと、特に疑問に思う点もありません。

詰将棋や実戦とその感想戦、並びに得意戦法を持つことが非常に効果的であることは、私も以前に「将棋に強くなる方法」という記事に書きました。

その記事に書いていた「原始棒銀を覚えること」が上の表にはありませんが、調査対象が初心者に向けた答えに限定されていないからです。


個人的におもしろかったのは「棋譜並べ」が4番だったこと。

なになに?おもしろくもなんともない?

いやいやそうかもしれませんけど(笑)

日本将棋連盟の記事に「棋譜並べ」が将棋の三大上達法だと書かれていました。

上の表で3番の「定跡を覚える」は「棋譜並べ」と同じだという人も居ると思うのですが、我々アマの大半は定跡を覚える際は定跡書から学んでいると思います。

その時は人によっては読むだけで棋譜を並べてない人も居るでしょう。目的は似ているのですが、微妙に違う作業ではないでしょうか。

プロの場合、定跡書を読むという作業があまり重要ではないので、恐らくは棋譜並べが重要な将棋上達法に上がってくるのだろうと想像すると、アマとプロの差を垣間見た気がしておもしろかった次第。


なお、私は「棋譜並べ」という上達法は有段者向けの上達法だと思っています。自分が指す将棋と同じような将棋をプロが指している時、そこに実戦で役立つことを発見出来ると思うので、実戦である程度定跡形を指せている有段者向けだと思うのです。

ニコ生のある将棋番組で、某八段が視聴者から「天野宗歩の棋譜を並べることで将棋は上達しますか?」といった内容の質問を受け、首をひねっていたの覚えています。つまり、プロであっても、自分が指さない形の将棋を並べても、それは大して勉強にならないのだろうと思いました。

上達イメージその2

次に「上手との駒落ち」について。私は将棋ソフトぽんぽこの二枚落ちと互角なのですが、その対戦はおもしろくとも、その対戦でぽんぽこから何かを学んでいるとは思いません(笑)こちらの遥か上を読んでいる将棋ソフトからはほとんど何も学べません(笑)

対人の場合、棋力差があり過ぎると平手の対局は、上手にとっておもしろくもなんともないので、双方が本気になって楽しく遊ぶためには、駒落ちが有効な手段だとは思います。

まあ、私が教え上手から習ったことがないので、その良さを知らないだけなのだろうとは思います。リアルの将棋道場で教え上手の人から学べば、手筋などを教えてもらえるのだろうと思います。


いろいろ書きましたが、実は私が今以上に強くなるためには(自分が得意な戦型である)中飛車の「棋譜並べ」が必要ではないかと思っていたり、コンピュータが二枚落ちでも強くなった現状、二枚落ちの対局相手に不足しなくなったため、二枚落ち定跡を覚えることに非常に興味を持っていたりします。

上の表にある上達法に「これは眉唾だ」というのはひとつもありません。そこにある自分にとって一番楽しい、好きな上達法をやるのが最善だと思います。

なぜなら、究極の将棋上達法は「将棋を好きになること」や「将棋を長く続けること」だからです。


※なお、上記は普通の人に向けた内容です。県代表やプロを目指すための上達法は、実際にその域に達した人にお任せします(笑)


■初段を目指す人にはきっと役立つ一冊

※ほとんどが実戦形の必死問題。名著「寄せの手筋168」の改訂版
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コメント
  • 今日負けて悔しくても、明日勝てば良いと思います。
    2018/09/26 19:10
    2年前に原始棒銀に1票入れました、振り飛車党のしきなです。最近は右四間飛車も指してるので、もうメチャクチャです。

    あの時は確か、質問の内容が初心者向けだったですね。

    私自身の上達法は、長く楽しく続けることを目標にしていることですね。肝心の上達は停滞中ですけど・・・

    なんですが、最近の楽しみ方に、指されてイヤだった戦法を試しに指してみるのが、マイブームです。手応えがあったら、私のお気に入りの戦法にして棋書を揃えて勉強中です。

    あと、激指10のストーリーモードと次の一手バトルを攻略してたら、自分で上達の手応えを感じるほど終盤力だけ強くなりました。将棋の強い友達からもこの点だけ褒められました。
  • しきなさんへ
    2018/09/26 23:28
    激指の次の一手バトルは「楽しく」「上達できる」かなり有効な方法ですよね。

    次の一手を見つけるのは8割以上正解できますが、必至を掛けた後、激指から逃げ切るのは只事ではないですもんね。したがって、激指からもらえる正解率はグーンと落ちます。

    いいことを思い出させて頂きました。さっき激指9のをやったら、やっぱり滅茶苦茶おもしろかったので、「11」~「14」もやってみようと思います。ちなみに「10」は持ってません。

    指されたら嫌な戦法を自分で指してみるのも、まちがいなく優れた将棋上達法だと思います。時々その方法を進める人も居ますね。

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