第77期順位戦A級(豊島二冠vs羽生九段)の感想 - 将棋のブログ

第77期順位戦A級(豊島二冠vs羽生九段)の感想

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大阪2

1月31日に行われた第77期順位戦A級(豊島将之二冠vs羽生善治九段)は、88手で豊島将之二冠が勝利しました。この結果、豊島二冠はリーグ戦7勝1敗で単独トップ。羽生九段は6勝2敗。

参考:豊島将之二冠が1敗堅守 羽生善治九段、自力での名人挑戦が消滅…/将棋・順位戦A級


<感想>
戦型は羽生九段が先手で角換わり腰掛銀。

羽生九段の「馬」が取られそうで取られない形になるアクロバティックな手順が出た中盤戦。

しかし、64手△7一香の局面では(14時30分頃)、ニコニコ生放送大盤解説(松尾八段)の評価は後手(豊島二冠)持ち。

そこから次第に差は広がって行き、82手△2五同歩が恐るべし決め手。羽生九段の勝負手(81手▲2五歩打)を注文通り受けた手で、次の▲同飛で王手銀取りとされても問題なしとする、深い読みの裏付け故に指せる、まるで勝ちを読み切ったような一手。

そこから6手進めた88手の局面は、まだしばらく続きそうな局面にも見えるのですが、羽生九段は潔く投了。

82手△2五同歩はAbemaTVで屋敷九段も絶賛していた凄過ぎる一手でした。(ニコ生でもアベマでも検討されていたのは攻めの一手△4四角打。それはそれでいい手。)

三つ巴戦となっている挑戦者争いは、最終戦、豊島二冠の相手が久保王将で、羽生九段の相手は同じく2敗の広瀬竜王。

まだまだわかりません。今年も将棋界の一番長い日(3月1日)は全将棋ファン必見!

星取り表:第77期名人戦・順位戦 A級(日本将棋連盟)


<コンピュータの形勢判断>
第77期順位戦A級 羽生九段vs豊島二冠 形勢評価グラフ
※青色はGPSfish、赤色はdolphin1
※コンピュータの判断が正しいわけではありません。


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