第4期叡王戦挑戦者決定三番勝負第1局の感想 - 将棋のブログ

第4期叡王戦挑戦者決定三番勝負第1局の感想

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2月11日に行われた第4期叡王戦挑戦者決定三番勝負第1局(永瀬拓矢七段vs菅井竜也七段)は、190手で永瀬拓矢七段が勝利しました。

第2局は2月19日(火)に行われます。

棋譜:永瀬 拓矢 七段 対 菅井 竜也 七段(niconico)


<感想>
通算勝率約7割の棋士同士の挑戦者決定戦。

戦型は先手の菅井七段が中飛車穴熊、後手の永瀬七段が居飛車穴熊。

両者、ガチガチの四枚穴熊でしたが、夕食休憩前には永瀬七段が角を切って(58手)攻め込み、永瀬七段ペースになっていました。

ところがそこからが長い。

劣勢ながらも端からの攻めを軸に反撃の機をうかがう菅井七段。

異様に堅い陣形に加え、反撃の機を許さない負けない将棋の永瀬七段。

一進一退の攻防、評価値1000~2000が延々と続く終盤戦。

激戦を物語るが如く、131手▲28銀打で駒柱完成。盛り上がるチャット欄。

150手頃になると、表示される評価値が1000点前後に押し戻され、ひょっとしての雰囲気も漂ったのですが、そこからは永瀬七段の攻めが筋に入りだし、結局190手で永瀬七段が長丁場を制しました。

両者の不屈の精神力がぶつかり合っていた一局だったと思います。

1分将棋で約1時間を折れることがなかった永瀬七段もすごかったのですが、不利な局面を粘り続けた菅井七段もすごかったです。


<コンピュータの形勢判断>
第4期叡王戦挑戦者決定三番勝負第1局 形勢評価グラフ
※青色はGPSfish、赤色はdolphin1
※コンピュータの判断が正しいわけではありません。

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