
激指初段とひとえに言っても、古いものと最近のものでは強さが違います。
そこで、私が持っている激指の中で、最強はどれなのかを確認すべく、総当たり戦をやってみました。
一発勝負だと超微弱に先手が有利になるかもしれませんので、各組合せを先後一局ずつの2局を行いました。
激指以外にも、新東大将棋とやねうら王に初段レベルがあったので、この際、それらについても調べておきました。
合計132局、ハッキリ申しまして、疲れました・・。
結果は下の通り!

※同点の場合は勝数が多い方の順位を上としました
1位 新東大将棋
2位 激指9
3位 激指7
4位 激指4
5位 激指13
6位 激指11
7位 激指1
8位 激指12
9位 激指15
10位 やねうら王
11位 激指14
12位 激指定跡道場4
もう一回同じことをやると微妙に順位が変わるのかもしれませんが、激指における初段の強さの変遷は、ナンバリング一桁の時は徐々に強くなって行って、「11」からは緩めている、そこは間違いないです。(「10」は持ってないので知りません)
なお、「7」と「9」の初段の強さはほとんど変わりません。
「11」からは「初段」の他に「初段+」というのがあるので、それも関係あるのでしょうか。上で対戦させているのは「初段」の方です。

ぶっちゃけ、ナンバリング一桁の頃は、段級は辛い方が良いと考えているとしか思えないような、マイナビの将棋ソフトにはそういう節がありました。
その顕著な例が「新東大将棋無双」(2008年発売)です。初段レベルにおいても無双しています・・。
初段レベルの設定は、強い=良いではなく、適正が最も優れていると思います。その適正というのが難しいのですけど。
将棋クエストの初段を適正と考えるのならば、マイナビの将棋ソフトの初段は全て激辛で、将棋倶楽部24の初段を適正というのならば激指1や激指11の初段くらいが適正ということでしょうか。

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