第91期棋聖戦一次予選(藤井七段vs竹内五段)の感想 - 将棋のブログ

第91期棋聖戦一次予選(藤井七段vs竹内五段)の感想

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大坂

8月22日に第91期ヒューリック杯棋聖戦一次予選(藤井聡太七段vs竹内雄悟五段)が行われ、70手で藤井聡太七段が勝利しました。藤井七段は二次予選進出。


<感想>
戦型は竹内五段の先手中飛車vs藤井七段の後手番超速。

銀対抗形になった中盤戦。竹内五段が天王山(55)の歩を守ろうと、39手▲56銀でその地点への利きを足して固めたはずでした。

その瞬間に藤井七段の方が40手△55銀右と、利きが足りていないはずの、相手が盤石を築いたはずの地点で攻撃開始。

AbemaTVではまだ局面は動かないだろうと別の話をしていた近藤正和七段が「おお?」と驚きの第一声。そしてどうやら技が決まっていることが判明。

相手対局者も解説の先生も予想だにしなかった大技でした。

優勢になった藤井七段はリードを確実に広げて行くと、最後は自玉への詰みが無いことを正確に読み切り66手△49龍と相手玉に必至を掛けて、以下は王手ラッシュを交わし70手で勝利。

藤井七段は読みが卓越しているからでしょうか。天野宗歩の将棋のように、華麗な一手の出現頻度が高く、とてもおもしろいです。

本局も起こるはずのない地点での開戦に、誰もが魅了されていたように思います。


<コンピュータの形勢判断>
第91期棋聖戦一次予選 藤井七段vs竹内五段 形勢評価グラフ
※青色はGPSfish、赤色は水匠改/dolphin1.01
※コンピュータの判断が正しいわけではありません。

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