第60期王位戦七番勝負第6局の感想 - 将棋のブログ

第60期王位戦七番勝負第6局の感想

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秦野市

9月10日に神奈川県秦野市「元湯 陣屋」で行われた第60期王位戦七番勝負第6局(豊島将之王位vs木村一基九段)は、119手で木村一基九段が勝利しました。この結果、七番勝負は3勝3敗のタイ。

第7局は9月25日(水)・26日(木)に東京都千代田区で行われます。


棋譜:第60期王位戦七番勝負 第6局(日本将棋連盟)

談話:終局直後の様子(王位戦中継ブログ)

投了図:木村九段がフルセットに持ち込む(王位戦中継ブログ)


<感想>
木村九段が先手で相掛かりとなった第6局。

豊島王位が2時間32分を費やした封じ手(36手)は△76歩。

その後、局面は一気に豊島王位が攻め込む展開に激変しました。

しかし、木村九段が千駄ヶ谷の受け師の本領を発揮。

70手頃には駒損の豊島王位からの厳しい攻めが難しく木村九段大優勢、80手頃には木村九段勝勢。AbemaTV大盤解説を見ていた限り、そういう雰囲気になっていました。

結局、119手で木村九段の快勝。かなり差がついていたようです。そして、終局後の豊島王位の話では、35手▲77金、あの型破りの金上がりが好手だったとのこと。今後流行るのでしょうか。

本局は木村九段の巧みな受け将棋が見られた一局だったように思います。

竜王戦挑戦者決定戦と合わせた十番勝負は、いよいよ最終第10局を迎えることとなりました。

若い王位(名人)を相手に互角に戦っている木村九段。素晴らしい戦いぶりに日に日に応援する人の数が増えているような気がします。

さて、豊島王位の初防衛となるのか、木村九段の悲願のタイトル奪取となるのか、いよいよおもしろいことになってきました。最終第7局は全将棋ファン必見!


<コンピュータの形勢判断>
第60期王位戦第6局 形勢評価グラフ
※青色はGPSfish、赤色は水匠改/dolphin1.01
※コンピュータの判断が正しいわけではありません。

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