第27期倉敷藤花戦三番勝負第3局の感想

女流将棋
倉敷2

11月24日に倉敷市で第27期大山名人杯倉敷藤花戦三番勝負第3局が行われ、里見香奈倉敷藤花が116手で伊藤沙恵女流三段に勝ちました。

三番勝負は2勝1敗で里見倉敷藤花が五連覇。倉敷藤花通算10期は清水市代女流六段に並ぶ歴代1位の記録。

棋譜:第27期大山名人杯倉敷藤花戦三番勝負 第3局(日本将棋連盟)

談話:記者会見(公式ブログ)
■感想
戦型は第2局と同じ相振り飛車でしたが、本局では後手の里見倉敷藤花が三間飛車。

中盤仕掛けの段階は、菅井七段の解説を聞いていた限り、伊藤女流三段が攻勢で流れが傾きかけていたようです。

しかし、その差は非常に微妙で、70手に里見倉敷藤花の攻める受け△65銀の好手が出ると、盤上は難解な局面がさらに難解且つ激しい局面となり、次第に里見倉敷藤花ペースに変わりました。

里見倉敷藤花が攻勢に出ると止めるのは難しく、その後流れは変わることなく、116手で里見倉敷藤花の勝利。

5連覇通算10期、さすがの強さが本局でも現れていたような気がします。はやくも清水女流六段の記録に並ぶ、素晴らしい活躍。

ところで、伊藤女流三段側から見ると、三番勝負は最後までもつれて、文字通りの惜敗でした。伊藤女流三段もまた、素晴らしい棋士だと思います。



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