大阪5

12月4日に第78期順位戦C級1組7回戦が行われました。藤井聡太七段と船江恒平六段との対局は関西将棋会館で行われ、78手で藤井七段が勝利。

7回戦一斉対局の結果、7連勝は藤井七段のみ。

■リーグ表
第78期名人戦・順位戦C級1組(日本将棋連盟)
■感想
出だしは船江六段が先手で相掛かりでしたが、両者、角道を桂馬で塞ぐ見慣れない形。そのためか、一手一手に慎重で、20時頃に中盤戦が始まるくらいのスローな進行でした。

AbemaTV大盤(橋本八段、佐藤慎一五段)では、藤井七段の指し手や時間の使い方から変調ではないかとも解説されていたのですが、船江六段の57手▲56歩打が痛恨の一手となり、以降は藤井七段が正確に応じて78手で勝利。

78手が指される直前、大盤では89飛打が指されたら投了もあり得る旨が解説されていました。実際、その通りとなり、プロは投了のタイミングも外さないと改めて思った次第。(投了図はほとんどのアマチュアならば指し続ける局面)

あと、前述の57手▲56歩も、数年前の最強コンピュータは疑問手と判定しないのですが、大盤解説や対局後の船江六段は疑問手であった旨を話していて、プロの大局観は本当にすごいと思いました。

それはともかく、本局でも藤井七段はリードを奪われても崩れない素晴らしい指しまわし。あと2勝で昇級確定!


■コンピュータの形勢判断
第78期順位戦 藤井七段vs船江六段 形勢評価グラフ
※青色はGPSfish、赤色は水匠改
※コンピュータの判断が正しいわけではありません。

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