超実戦駒を取る詰将棋入段編(書評)

詰将棋の本

難易度:★★★★★☆☆☆☆☆
満足度:★★★★☆
内容
「超実戦駒を取る詰将棋」の続編。手順に必ず駒を取る手が入っている。5~11手詰め、全137題。


構成
1ページ1題。ヒント、手数表示有。各問題に五段階に分けた棋力の目安有。めくって次のページに解答解説。


書評
約10年ぶりに読み、手数ごとに平均時間等を測ってみました。

棋力→将棋倶楽部24の二段、将棋クエスト10分の四段
項目問題数平均時間正解率
5手詰30問1分07秒96.7%
7手詰50問2分18秒98.0%
9手詰50問3分27秒98.0%
11手詰7問3分18秒85.7%
TOTAL137問2分31秒97.1%


盤上の駒数はほとんどが10枚以内。玉が四段目に配置されているのは4題だけで、あとは全部三段目より下。形はほとんどが実戦形。

前作では駒を取る手が初手に限定されていましたが、本作では手順中のどこで駒を取る手があるのかはわかりません。

いずれにしても駒を取る手が必ずあり、ヒントもあるので、他の本の同じ手数の詰将棋を解くよりもやさしくなっています。(※時々やや難しめ問題もあります)

各問題に「A 30秒で四段、B 1分で三段、C 2分で二段、D 5分で初段、E 時間無制限で解けたら2級」などと書かれた目安があります。

実はその目安は手数ごとに決まっているのですが、各問題で三段・四段の目安を目指して頑張ろうという気持ちを奮い立たせてくれました。

この本の問題は手数のわりにやさしいため、5~9手詰集の入門編として使うと良いと思います。


目次
5手詰問題(30問)
7手詰問題(50問)
9手詰問題(50問)
11手詰問題(7問)
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