大阪4

12月10日に関西将棋会館で第91期ヒューリック杯棋聖戦二次予選(北浜健介八段vs藤井聡太七段)が行われ、130手で藤井聡太七段が勝利しました。

藤井七段は二次予選決勝に進出。対局相手は澤田真吾六段。
■感想
戦型は先手の北浜八段が中飛車。

藤井七段は自陣を舟囲いからエルモ囲いに組み替えると、攻めては棒金で飛車先突破を実現し、中盤でペースを握っていました。

まだまだこれからかと思われた終盤では、82手△13桂と意表の桂跳ねが出ると、指し手が進むにしたがって、その桂馬の存在が輝きを増していく非凡な寄せの構想が盤上で明らかになり、縦と横から挟撃する理想的な寄せのコンビネーションで先手陣を攻略。

最後は北浜八段の猛攻を綺麗にかわすと、先手玉を即詰みに討ち取り130手で藤井七段が勝利。藤井七段の非凡な構想力が随所に現れた一局でした。北浜八段が中飛車を見せてくれたのも良かったです。

ところで、藤井七段が史上最年少でタイトル挑戦の可能性を残すのは、今期棋聖戦のみとのこと。もちろん、記録更新を期待せずにはいられないのですが、その手の話を聞くたびに、記録保持者の屋敷九段は本当に凄いと改めて認識しています。

■参考記事
藤井七段ヒューリック杯棋聖戦2次予選に勝利 決勝進出


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