第45期棋王戦挑戦者決定二番勝負第1局の感想

プロ将棋
東京渋谷・新宿

12月16日に東京・将棋会館で第45期棋王戦挑戦者決定二番勝負第1局が行われ、80手で佐々木大地五段が本田奎四段に勝ちました。

棋王戦挑戦者決定トーナメントはベスト4以上が2敗失格システムで、上記の結果、両対局者は1敗ずつ。12月27日に行われる第2局の勝者が渡辺明棋王への挑戦権を獲得します。

棋譜:第45期棋王戦挑戦者決定二番勝負 第1局(日本将棋連盟)
■感想
戦型は本田四段が先手で相掛かり。両対局者の得意な戦型らしいです。

AbemaTV大盤解説(阿久津八段)によると、序盤は本田四段の作戦勝ちだったらしいですが、昼食休憩前に本田四段が指した39手▲96歩から差が縮まり、49手▲27銀が不用意な一手で3手先の佐々木五段に52手△54角と好位置の角を打たせる結果となり、形勢が逆転したとのこと。(大盤で▲96歩が良くなかった旨を解説していたあたり、プロの序盤の組み立ては本当に繊細で凄いと思った次第)

以降は、佐々木五段が何もさせない指しまわしで、80手で勝利。

佐々木五段はトーナメントでは羽生九段に勝っており、今年度は現在勝数1位と素晴らしい成績。

一方、タイトルへのスピード挑戦が期待されている本田四段。

どちらが挑戦権を獲得するのか、ここまで来ると五分と五分。

それにしても、若い世代のタイトル獲得が始まると、すぐに、さらに若い世代が挑戦権を争うこの流れは、まさに激動。おもしろいことになっています。


■コンピュータの形勢判断
第45期棋王戦挑決第1局 形勢評価グラフ
※青色はGPSfish、赤色は水匠改/dolphin1.01
※コンピュータの判断が正しいわけではありません。


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