第13期マイナビ女子オープン(清水女流六段vs香川女流三段)の感想

女流将棋
マイナビ女子オープン

12月25日に東京将棋会館で第13期マイナビ女子オープン本戦(清水市代女流六段vs香川愛生女流三段)が行われ、125手で清水市代女流六段が勝利しました。清水女流六段はベスト4進出。

棋譜:清水市代女流六段 対 香川愛生女流三段(日本将棋連盟)

談話:清水女流六段勝利者インタビュー(マイナビ)
■トーナメント表
第13期マイナビ女子オープン本戦 12月25日時点

■感想
戦型は後手の香川女流三段がノーマル三間飛車。

本局を見てまず思ったことは、当たり前のことですが、香川女流三段の中盤における振り飛車の対応が非常に巧いということです。

居飛車の攻めを際どく交わしながら、徐々にリードを奪っていく指しまわしは、振り飛車ファンにとってはとてもおもしろかったです。

しかし、終盤で少し面倒を見過ぎたのか、いつの間に、清水女流六段の方が優勢になっていて、清水女流六段の攻めが決まり出すと、止めるのは難しく、最後は先手玉即詰み。

それにしても、最後の即詰みがすごい。101手71銀打からズバッと斬り込み、「え?詰みがあるんですか?」と驚いたのですが、詰み上がりまでは構想がまとまっていなかったのか、63歩打~62歩成を二度繰り返し、時間を稼いでいたところは如何にも勝負術。

そして、詰みの構想はまとまり、ビクトリー。

101手は受けの選択もあると思うのですが、研ぎ澄まされた勘を頼りに踏み込んで、勝利をつかみ取って行くその過程は、本当に凄いと感動しました。

清水女流六段はベスト4進出。いつまでも強いということは、本当に素晴らしいことだと思います。


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