掛川城2

1月12日、13日に静岡県掛川市で行われた第69期王将戦七番勝負第1局(渡辺明王将vs広瀬章人八段)は、103手で渡辺明王将が勝ちました。

第2局は1月25日、26日に大阪府高槻市で行われます。

棋譜:王将戦(毎日新聞)

談話:終局直後(王将戦中継ブログ)
■感想
渡辺王将が先手で相掛かりとなった第1局。

広瀬八段の封じ手(56手)は桂頭を守る△63金でした。

ところで渡辺王将の53手▲77金は本意ではなかったとのこと。

やはり、現代将棋でもそのマスに金を置くことは筋悪なのだと確認出来た次第。

また、封じ手の時点で将棋ソフトは先手有利と判断していましたが、対局者視点では渡辺王将が作戦負けと思っていた模様。このあたりもおもしろかったところ。

2日目の中盤戦は広瀬竜王の方が攻勢に出ていましたが、渡辺王将が中段に築いた要塞が難攻不落で、広瀬竜王の攻めが途切れた途端、渡辺王将が電光石火で後手玉を討ち取り103手で先勝。

七番勝負は渡辺王将がリードしたのはまちがいないですが、第2局は広瀬竜王が先手で、その対局が勝負を占う上でとても興味深い対局。大山名人が「タイトル戦は偶数局が大事」とおっしゃったらしいですが、まさにその通りだと思います。そういうわけで、第2局も全将棋ファン必見です。


■コンピュータの形勢判断
第69期王将戦第1局 形勢評価グラフ
※青色はGPSfish、赤色は水匠改/dolphin1.01
※コンピュータの判断が正しいわけではありません。

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