第46期女流名人戦五番勝負第2局の感想

女流将棋
出雲

1月26日に島根県出雲市で行われた第46期岡田美術館杯女流名人戦五番勝負第2局(里見香奈女流名人vs谷口由紀女流三段)は、113手で里見香奈女流名人が勝ちました。

第3局は2月11日に岡山県真庭市で行われます。

棋譜:第46期岡田美術館杯女流名人戦五番勝負 第2局(日本将棋連盟)

談話:主催紙インタビュー(岡田美術館杯女流名人戦中継ブログ)
■感想
戦型は後手の谷口女流三段がゴキゲン中飛車。

先手の里見女流名人が居飛車穴熊をやっていたのは驚き。

里見女流名人は、相手が振り飛車の時に対抗形をやるのはよく見ますが、振り飛車の時も居飛車の時も穴熊をやるのはあまり見ないので、少し意表を突かれました。

序中盤は、谷口女流三段の中飛車の指しまわしがとも参考になり、おもしろかったです。

例えば、コンピュータは中飛車側からの角交換に対する評価が低いのですが、この棋力の方々でもやるのだから、悪くはないのだろうと安心した次第。

また、木村美濃から64に角を据える指し方も、とても参考になりました。

女流棋戦は中飛車が頻繁に出てくるため、中飛車ファンにとっては序盤からとても勉強になることが多いです。

対局は70数手までは良い勝負でしたが、穴熊を指し慣れた福崎九段が「居飛車穴熊のツボを心得ている」と激賞する指しまわしで、次第に形勢は里見女流名人の方に傾いて行き、113手で里見女流名人が勝利。

里見女流名人の居飛車穴熊、谷口女流三段の中飛車の指しまわし、見どころの多いとてもおもしろい一局でした。


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