世界コンピュータ将棋オンライン大会2日目の感想

コンピュータ将棋
新 刊

新 刊

SHOGIGUI対局開始画面

5月4日に世界コンピュータ将棋オンライン大会2日目が行われました。

優勝は7勝1敗で水匠。

目次

2日目の結果


1位 水匠(7勝1敗)
2位 Hefeweizen(6勝1敗1分)
3位 elmo(6勝1敗1分)
4位 Qhapaq(6勝2敗)
5位 習甦(5勝2敗1分)
6位 ichibinchi(5勝3敗)
7位 名人コブラ(5勝3敗)
8位 Novice(4勝3敗1分)

9位 tanuki-(4勝3敗1分)
10位 Sylwi(4勝3敗1分)
11位 HoneyWaffle(4勝3敗1分)
12位 nozomi(4勝3敗1分)
13位 dlshogi(4勝4敗)
14位 NDF(4勝4敗)
15位 AobaZero(3勝3敗2分)
16位 Daigorilla(4勝4敗)

17位 うさぴょん(4勝4敗)
18位 W@nderER(4勝4敗)
19位 GCT(3勝5敗)
20位 Miacis(3勝5敗)
21位 koron(3勝5敗)
22位 ねね将棋(3勝5敗)
23位 CGP(3勝5敗)
24位 Argo(3勝5敗)

25位 たこっと(3勝5敗)
26位 Fluke(2勝6敗)
27位 芝浦将棋(1勝7敗)
28位 山田将棋(0勝8敗)

参考:http://live4.computer-shogi.org/wcso1/


感想


水匠は初出場の去年から強いとは聞いていました。7戦目が終了した時点で優勝は決まっていたみたいですが、最後にQhapaqが一発を入れたのは、男気を見たと言いますか、コンピュータだから男ではないのかもしれませんけど、とにかく意地を見たような気持ちになった次第。

最近の上位常連が並ぶ中、比較的古参の習甦が5位だったというのも嬉しい結果。

それにしても、やねうら王とAperyが参加してなかったとはいえ、古参どころか電王戦に出場したチームすら、ほとんど残っていないというのも、棋力向上とは別の意味で、コンピュータ将棋界独特の日進月歩に、寂しさと似たような感情が通り過ぎます。

それから、個人的に応援していたAobaZeroも15位と健闘。コンピュータ将棋の歴史を語る際には欠かすことのできない保木氏と山下氏。他とは違うやり方で、それなりの結果を出してくるところはさすが。

何はともあれ、優勝した水匠は、早速「評価関数+探索部」を公開しているようで、今後しばらくは将棋ファンの間で水匠2が流行ることは必至どころか頭金!

■水匠の開発者のつぶやき
https://twitter.com/tayayan_ts/status/1257269160268029953


関連記事
記事タイトルとURLをコピーする

コメント
コメント投稿

トラックバック