第14期マイナビ女子オープン五番勝負第1局の感想

女流棋戦
秦野市00

4月6日に神奈川県秦野市で第14期マイナビ女子オープン五番勝負第1局(西山朋佳女王vs伊藤沙恵女流三段)が行われ、152手で伊藤女流三段が勝ちました。

第2局は4月21日に山梨県甲府市で行われます。

■棋譜(マイナビ)
https://book.mynavi.jp/shogi/mynavi-open/result/14/mynavi202104060101.html

■感想
戦型は西山女王が先手で三間飛車?

正確には相振りをやろうとする際に、起こることが充分考えられる、序盤数手で角がピュンピュン飛び交う、力戦型の危険な変化に突入したのが本譜。

起こることが充分考えられる、とは書きましたが、タイトル戦でそれをやっているのはほとんど記憶にありません。

振り飛車から派生するレアな形で、振り飛車を大好きなわたくしと致しましては、序盤からとても興味深く観戦していました。

中盤は伊藤女流三段が上手く指しまわしてリードを奪ったのですが、西山女王が持ち前の中盤力を発揮して逆転。

西山女王が攻め込む展開となり、残り時間も逼迫した状況となると、これはもう西山女王が勝つパターンではないかと思ったりしたのですが、伊藤女流三段は1分将棋になってからも、あの西山女王の攻めに対して強靭な粘りを見せ、思い切りの良い駒捌きで好手を連発し、いつしか再逆転を実現!

そして最後まで逃げ方を誤ることなく、攻めては相手玉を包むように寄せて、152手で伊藤女流三段の勝利。

西山女王を相手に終盤で立て直してくるというのは、女流棋戦ではあまり見ないことも相まって、伊藤女流三段のファイトが非常に素晴らしいものに見えました。

実際、1分将棋の中で返し技が次々と飛び出して、とても素晴らしい指しまわしだったと思います。動画での大盤解説が無かったのが惜しいくらいです。

挑戦者が先勝して、五番勝負はいよいよおもしろくなってきました。

第2局も熱戦になることを期待しています。

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