プレステ2の最強東大将棋スペシャル2と対局

コンピュータ将棋
新 刊

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プレイステーション2用のゲームソフト「最強東大将棋スペシャル2」と対局してみました。もともとは2005年4月に発売されたようですが、私が手に入れたのは2009年12月に発売された廉価版です。

初めて遊ぶソフトでまず最初にやることが、何はさておき、まずその最強レベルと対戦してみることだったりします。

将棋ファン同士はいろいろ話すよりも一局交えるのが百聞は一見に如かずで、それは相手がゲームソフトであっても同じであるような気がします。


さて、下が最強東大将棋スペシャル2四段との初手合いの棋譜です。

▲大吉
△東大四段
将棋盤

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東大将棋はプレステ1で発売された頃から世話になっている将棋ソフトで、そのシリーズは激指が登場するまで強い将棋ソフトの筆頭でした。

このソフトはプレイステーション2で発売された最後の東大将棋のようで、したがってその最強レベルはプレステ版の中ではシリーズ中でも最強だったはず。

まだ、たった一局しか指してないので何とも言えませんが、弱いとは思わなかった反面強いとも思いませんでした。(「私の敵では無い!」などと調子に乗った言葉が出てきそう)

toudaisp2 kaiseki

動いてもらいたいと思った局面はあっても、苦戦を感じた場面はなかったです。

終盤の粘りがWINDOWS盤の東大将棋6(2003年発売)と比べても、それほどでもなかったという感じで、「激指4」の四段や、「香川愛生と二人でふたりで将棋」の四段の方が随分と強く思えたのが、たった1局だけを指しての正直な感想。

toudaisp2 touryouzu

いろいろと御託を並べましたが、将棋ソフトが最も力を発揮する初手合いを制したのが嬉しかったのは事実。

実際のところ、ちょっと遊んでみただけでも良ソフトの手応えはありまして、強さの方は何局か指してみないとわかりませんし、他にもおもしろそうなオマケもありますので、詳しいことはしばらく遊んで書こうと思います。

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コメント
  • Re:
    2021/05/26 18:12
    PCの銀星に勝てると言っても、勝つのは4~5局に一回くらいですよ。ハチワンダイバーはPS2のソフトの中でもかなり遅い時期に発売されたソフトであることから、私よりも少し強いくらいのソフトであることを期待してます。
  • 2021/05/25 19:15
    いかに Bonanza が
    コンピュータ将棋に与えた影響が
    すごかったのか
    気づかせてくれますね!
    ハチワンダイバーも、
    PS2のソフトの中ならの話ですので、
    同じ銀星思考でも
    PCのソフトの方が遥かに強いと思われます!
    PCの銀星思考に勝てるなら
    主さんかなり中終盤力ありますね!
  • Re:
    2021/05/25 18:43
    最強東大将棋スペシャル2は、PC版東大将棋6よりも2年後に発売されていて、しかも四段を語っているので、ひょっとするとを期待していました。

    まあ、将棋ファンでもかなり熱中しているような人しか勝てないような強さのはずで、強さ的には充分な気はします。

    それから、棋譜まで見て頂きありがとうございます。角をぶった切って53の地点に殺到して優勢になるのは、実はBonanzaが出てくるまでは、結構成功するようですよ。

    Bonanzaは角と金の価値がさほど変わらないので、53に殺到する筋を警戒してきますが、Bonanza以前のソフトはこちらが角を切ると、しばらくはラッキーくらいにしか考えてないらしく、そのことは対局後の形勢評価グラフからも読み取ることが出来たりします。

    ハチワンダイバーは強いのですか?ネット上の情報からは激指スペシャルが最強だと思っていたので、ハチワンダイバーが強いのならば是非遊んでみたいですね。

    WINDOWS版の「香川愛生とふたりで将棋」も思考エンジンは銀星将棋で、それにはなんとか勝てるので、ハチワンダイバーにも多分勝てると思っているのですが、対戦出来る日を楽しみにしたいと思います。
  • 2021/05/25 13:31
    ゲーム機版はパソコン版よりも弱いのは当然ですが、
    38手目で5三歩と受けないのは、
    東大将棋の悪いクセで
    弱点のひとつだと思いますね!
    PS2なら
    ハチワンダイバーの一番強いレベル
    (確か思考ルーチンは銀星?)
    が、最強かもしれませんね!
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