手筋の力 初級編(書評) - 将棋のブログ

手筋の力 初級編(書評)

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対象棋力:将棋倶楽部24の10級~二段、ヤフーの青~橙
阪田大吉の満足度:60%



内容は週刊将棋に掲載された「段級位認定次の一手問題」初歩クラスの問題が200問収録されています。

本の構成は以前紹介した「初段の力」とほとんど同じで、1ページ1問で、文章によるヒントはなく、代わりに3つの選択肢があります。(※選択肢は目立つように書かれてあります。)
構成で「初段の力」とちがうのは、中盤の問題と終盤の問題がこの本ではごちゃ混ぜになって出題されています。

難易度は詰将棋の本で例えて言うと、第一章・第二章は「3手詰ハンドブック」くらいで、第三章・第四章は「5手詰ハンドブック」くらいの難しさです。棋力で言うと、最初の方は将棋倶楽部24で13級くらいでも解けますが、最後の方は1~2級ないと解くのがつらいです。(最後の方は絶対に初級では無理です)

私の解答結果や、この本の問題構成を下記のように表にしてみました。各章50問の出題です。
(※将棋倶楽部24の2級は町道場では二段くらいが目安のようです。)

手筋の力書評


上の表から後半になるにしたがって、難易度が上がっているのがわかると思います。
週刊将棋の「次の一手問題」は終盤の問題が難しく、中盤の問題がやさしいというのがお決まりのようで、第一章・第二章は中盤問題が多いのでやさしく、第三章・第四章は中盤問題が少ないので難しかったというのが正直な感想です。

問題自体は「初段の力」の難易度とさほど変わらず、この「手筋の力 初級編」の方が中盤問題を圧倒的に多く掲載しているためやさしく感じたというのが本音です。

実際、私のこの本での中盤問題の正解率は94.3%で、終盤問題の正解率は70.0%でした。「初段の力」でもそんな感じでした。

問題図面に二歩があったり(第75問)、選択肢に飛車が相手の駒を飛び越えた指し手があったり(第130問)したのは減点です。

全体的には解説もしっかりしていますし、中終盤を鍛えるのにいい本だとは思います。200問も掲載されていますしお徳用です。

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