初段の力(書評) - 将棋のブログ

初段の力(書評)

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対象棋力:将棋倶楽部24の8級~二段、ヤフーの紫~橙
阪田大吉の満足度:70%



内容は週刊将棋に掲載された「段級位認定次の一手問題」初段クラスの問題が106問収録されています。

難易度は私の棋力(「24」の2級)でも平均3分くらい考えて正解率75%を超えられる程度の問題です。2分くらいで解けるものが過半数を占めますが、数秒で解けるものから5分以上考えても不正解になってしまった難しい問題まで難易度にややバラつきがあるようです。
自玉又は相手玉に詰み筋がある問題は難しいといった傾向がありました。したがって第一章「寄せの手筋」に比べると第二章「しのぎの手筋」は難易度が高く、3択がなければ解らない問題が多かったです。第三章「中盤の手筋」はほとんどの問題が選択肢がなくても1~2分で解ける程度の難易度でした。

問題自体は問題図を見て数秒でわかるような簡単なものも幾つかありましたが、全体的には前作「二段の力」とそれほど難易度はかわりません。決定的な違いは初段の力」の方には文章によるヒントがない代わりに3択の選択肢があります。このため少々難しい問題でも正解できるようになっています。(※選択肢は問題図の真下に目立つように書かれてあります。)

第一章「寄せの手筋」と第三章「中盤の手筋」は将棋倶楽部24で10級もあれば、選択肢もありますので、充分解き進められると思いますが、第二章「しのぎの手筋」は5級くらいの棋力がないと難しく感じるかもしれません。よって対象棋力は間をとって8級からとしました。

正解手は大局観を必要とするようなわかり難いものは一切なく明快なものばかりです。解説も比較的丁寧に書かれてありますから、中終盤を鍛えるには大変良い練習になりました。
個人的にはこの本はなかなかいい問題集だと思いました。

最後に私と将棋ソフトの解答結果を示しておきます。
最近の将棋ソフトが異常なまでに強いことや、正解手が明快なものばかりであることがわかります。

初段の力書評


まえがきに「正解率が80%を超えれば立派な初段と言えるでしょう。」と書いてありましたが、私は残念ながら届きませんでした(シクシク)



<目 次>
第一章 寄せの手筋(66問)
第二章 しのぎの手筋(20問)
第三章 中盤の手筋(20問)

    
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