3手詰ハンドブック(書評)

詰将棋の本

難易度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆

内容


基本手筋満載の3手詰200題を掲載。


構成


見開き2ページに4題。ヒント無し。めくって次のページに解答解説。


書評


私が1題に要した平均時間と正解率は次の通り。

棋力 →将棋倶楽部24の初段
項目問題数平均時間正解率
3手詰200問15秒96.5%


最初の40題は詰将棋の基本手筋とも言えるものが意図的に出題されており、優れたつくりになっていると思いました。

最初の80題くらいまでは、見開き2ページにある4題をまとめて30秒程度で解ける難易度でした。それ以降は1分ちょっとかかったという感じです。

つまり、後半はほんの少しだけ難度が上がります。と、言っても私が1題あたり20秒程度で解けるくらいなので、難しいというほどではありません。

解説も優れており、『打ち場所をつくる』『逃げ道に捨てよ』『危険地帯に誘え』といった言葉が随所随所に繰り返し出てきており、200題解き終わったあとには、そういう技がうっすらと身に付いていることでしょう。

繰り返しになりますが、この本には読者の盲点を狙ったような問題はありません。

級位の方が強くなることだけを願って作られたような、そういう問題集です。


目次


まえがき
詰将棋のルールについて
3手詰(200題)
あとがき
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